金足農・高橋 高校生活初本塁打が逆転弾「気持ちよかった」直前の気合注入を力に

2018年08月17日 13:43

野球

金足農・高橋 高校生活初本塁打が逆転弾「気持ちよかった」直前の気合注入を力に
<金足農・横浜>8回1死一、二塁、逆転本塁打を放った高橋(右)と抱き合う吉田 (撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第100回全国高校野球選手権記念大会第13日・3回戦   金足農5―4横浜 ( 2018年8月17日    甲子園 )】 金足農(秋田)が8回の逆転劇で、23年ぶりとなる準々決勝進出。チームを勝利に導いたのは、ここまで練習試合を含めて高校生活で本塁打を放ったことがなかった6番・高橋佑輔内野手(3年)の一振りだった。
 2点を追う8回、3番・吉田、4番・打川の連打で1死一、二塁の好機に。ここで打席に入った高橋が初球を捉えてバックスクリーンへの逆転3ラン。土壇場で試合をひっくり返して見せた。

 「頭の中が真っ白です。センターが止まったので、捕られたと思いましたが、伸びてくれた」と興奮冷めやらぬ様子の高橋。チームの勝利を引き寄せた記念の打撃を「高校に入って初めてのホームランが甲子園で、バックスクリーンで、それで逆転できるなんて。ゆっくりベースを回れて気持ちよかった」と笑顔で振り返った。

 直前の伝令・菅原からの指示は「とにかく初球、思い切って自分のスイングをしろ」だったという。その際、気合注入のため菅原に背中を叩いてもらった。「秋田大会(3回戦の能代戦)でサヨナラ打を打ったときも、吉田に叩いて気合を入れてもらっていたので」。地方大会同様、気合をバットに乗せ、甲子園でも結果を出した。

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