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巨人・岡本 意外?プロ初満弾!第4打席は6発14打点、驚異の打率・500!

2020年08月02日 05:30

野球

巨人・岡本 意外?プロ初満弾!第4打席は6発14打点、驚異の打率・500!
<巨・広>7回1死満塁、岡本はグランドスラムを放つ(撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人11―3広島 ( 2020年8月1日    東京D )】 巨人の岡本和真内野手(24)が1日の広島戦の6回、左翼席へ自身初の満塁弾を放った。リーグトップを独走する14号が生まれた第4打席は今季、打率・500で6本塁打、14打点。試合の中での修正力の高さも4番・岡本の特長だ。広島戦は13年以来、7年ぶりの5連勝で、2位のヤクルトに4・5ゲーム差をつけた。 【試合結果
 岡本がアツい夏を予感させた。プロ6年目、通算36度目の満塁機で初のグランドスラムが飛び出した。

 「特にないですね。追加点が取れたことが良かったです。また、打てるように頑張ります」。6―1の6回1死満塁で迎えた第4打席。左翼席へ運んだリーグトップを独走する14号が初の満塁弾だ。
 打率・308、リーグ2位となる37打点の主砲は今季、第4打席に強い。驚異の打率・500に6本塁打、14打点。いずれも打席別で最も高い数字を誇る。凡退しても冷静に分析し、試合中に修正できることが理由だ。

 左右の投手の違いはあるものの、第2打席では左腕・床田のスライダーに二ゴロ。第4打席は右腕のケムナに同球種を投じられ、同じタイミングで始動したが、左足に強めの踏ん張りを利かせることで対応した。ポイントはかなり前となったが飛距離を生み出した。

 8月の本塁打は、18年が8本、19年が9本とともに月別最多。今季も初日から一発が飛び出し、量産気配だ。夏と言えば、サザンオールスターズの季節。岡本はライブにも足を運ぶほどの大ファンで、「どれもいい。ベストの一曲は決められない」と語り、今季は代表曲「希望の轍」などを出ばやしに快音を響かせている。

 4番がけん引した打線は、3試合連続2得点から、この日は11得点と爆発。原監督は「梅雨明け?」と話した上で「打つべき人がしっかり打つという中で、全体的につながりは最高に良かったゲーム」と話した。5年連続で負け越していた広島戦だが、13年以来、7年ぶりの5連勝。梅雨は明け、岡本の夏がやってきた。(青森 正宣)

 ≪ソロ39本、2ラン26本、3ラン13本≫岡本(巨)が6回に14号満塁本塁打。本塁打は通算79本目になるが、これまでの打点内訳はソロ39本、2ラン26本、3ラン13本。満塁弾はプロ入り6年目で初めてだ。この日は第4打席での一発。今季の岡本は第4打席に30打数15安打(打率.500)、6本塁打、14打点の猛打。昨年は第4打席に123打数28安打(同.228)、3本塁打、16打点と抑えられたが、今季は試合が進むにつれ数字を上げている。

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