広島・大盛 プロ初アーチで試合決めた! 「代打出されても仕方ない場面」で奮起 2年ぶりの1回3発

2020年10月04日 05:30

野球

広島・大盛 プロ初アーチで試合決めた! 「代打出されても仕方ない場面」で奮起 2年ぶりの1回3発
<ヤ・広16>7回1死一、二塁、大盛は右越えに3ランを放ち笑顔を見せる(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島13-2ヤクルト ( 2020年10月3日    神宮 )】 うれしいプロ1号が、試合の行方を決定づけた。1点を先制した7回は、なおも1死一、二塁。大盛がスアレスの初球チェンジアップをとらえると、白球は右翼席へ着弾した。
 「三振が続いていたので、見てだとまた三振になると思い積極的にいきました」

 たまった鬱憤(うっぷん)を、思い切りぶつけた。初回は全て内角直球で3球三振。ベテラン捕手・嶋の配球にリズムを狂わされたのか2、3打席目も三振だった。「いつもなら、代打を出されても仕方ない場面」。4打席目に送り出してくれたベンチの期待を意気に感じ、球団の育成ドラフト出身としての初本塁打をマークした。

 静岡産大から18年の育成ドラフト1位で入団し、昨年オフに支配下選手登録された。7月24日に初昇格。9月13日の阪神戦からスタメンに定着した。

 一気の6得点は長野の先制ソロに始まり、松山の7号2ランで締めくくられた。18年7月22日巨人戦の5回以来となる1イニング3本塁打。松山は「ボールを選んでしっかり打つことができた」と声を弾ませた。

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