広島・中村祐2年ぶり白星なるか…5回1失点好投で降板 9月の今季初登板では初回先頭から3連続被弾

2020年10月04日 21:11

野球

広島・中村祐2年ぶり白星なるか…5回1失点好投で降板 9月の今季初登板では初回先頭から3連続被弾
<ヤ・広>広島先発の中村祐 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島―ヤクルト ( 2020年10月4日    神宮 )】 広島の7年目右腕・中村祐太投手(25)がヤクルト戦(神宮)で失点を西田のソロ本塁打のみに抑える5回3安打1失点と好投。2年ぶりとなる勝利の権利を得て降板した。
 初回に1点先制した味方打線が1―1で迎えた3回に田中広の右越え7号ソロで勝ち越し。5回には会沢の右前2点適時二塁打と長野の中前適時打で3点を加えて4点をリード。この援護に守られた中村祐は2回、西田に一度は同点となる左越え6号ソロを浴びたが、4回には西田、エスコバー、山崎を3者連続三振に仕留めるなど好投して5回を投げ切った。

 中村祐は今季初登板となった9月20日のヤクルト戦(神宮)でいきなり25年ぶりプロ野球タイ記録となる初回先頭打者から浜田、青木、山田哲に3者連続本塁打を浴びると、5回途中には左足がつるアクシデントにより降板。9月27日のDeNA戦(マツダ)でも梶谷に初回先頭打者アーチを被弾した。2試合連続での初回先頭打者アーチ被弾は球団では1979年の北別府学以来41年ぶりという不名誉な記録となったが、これまでも初回以外は好投してきており、3度目のマウンドは1失点で踏ん張った。このままチームが勝てば2018年5月1日の巨人戦(マツダ)以来2年ぶりの勝利となる。

 中村祐の投球内容は5回で打者20人に対して92球を投げ、3安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は2つだった。

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