巨人・吉川尚 “技あり”聖地1号「外野の頭を越えてくれという気持ちで走っていた」

2020年10月04日 05:30

野球

巨人・吉川尚 “技あり”聖地1号「外野の頭を越えてくれという気持ちで走っていた」
5回1死、吉川尚は右越えソロを放つ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人7―4阪神 ( 2020年10月3日    甲子園 )】 強打のリードオフマンだ。1番で13試合連続出場となった巨人・吉川尚がプロ4年目で甲子園初アーチを放った。1―0の5回1死。2ストライクから内角低めのスライダーを巧みにすくい上げた。
 「追い込まれていたのでコンパクトにいけた。外野の頭を越えてくれという気持ちで走っていた」。右翼フェンス最上部に当たり、スタンドに入った。7月26日以来のアーチとなる7号ソロ。技ありの一発に原監督も「彼の天才的なところ」と評価した。

 打率・352と好調だった9月の19日から1番に座り、無安打は4試合だけ。リードオフマン定着後の初アーチとなった。「ここからが一番大事。もうひと踏ん張りなので、しっかりチームに貢献していきたい」。1番のまま優勝まで突っ走る。 (青森 正宣)

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