巨人・菅野「偏らない配球」で5回零封!多彩な球種で的絞らせず 実戦3試合で計10イニング無失点

2021年03月13日 05:30

野球

巨人・菅野「偏らない配球」で5回零封!多彩な球種で的絞らせず 実戦3試合で計10イニング無失点
<オ・巨>5回無失点の菅野(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【オープン戦   巨人3ー2オリックス ( 2021年3月12日    京セラD )】 多彩な球種を操った。シーズン本番を見据え、巨人・菅野が今季3度目の実戦登板でテーマにしたのは「偏らない配球」だった。
 「何かに偏ることはせずに内角、外角、変化球もまんべんなく投げながら、細かいコントロールも意識して投げようと思いました」

 今季最長の5回を投げ3安打無失点。言葉通り、全75球で直球25球、スライダー19球、カーブ11球、カットボール8球、ツーシーム7球、フォーク5球と6球種をバランス良く配分した。これが相手打線に的を絞らせない投球となり、10アウトが3球以下で決着。「投球の内容はレベルが上がってきてる」と3回以降は一人の走者も許さなかった。

 同じく開幕投手の山本と投げ合い「楽しみにしていたし、いい経験ができた」と振り返った。これで今春の実戦3試合で計10イニングを投げて無失点。「(開幕まで)まだ時間があるし、毎日が勝負。ただ、開幕戦が全てじゃない。シーズンを見据えた上で継続していく」。残り1回の登板を経て、最高の状態に仕上げる。(田中 健人)

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