阪神・糸原 自身初の開幕2番へ「どんな形であろうと出塁して還してもらう」

2021年03月25日 05:30

野球

阪神・糸原 自身初の開幕2番へ「どんな形であろうと出塁して還してもらう」
<阪神全体練習>ラダーを使ってトレーニングをする糸原(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 プロ5年目で初の開幕2番が決定的な阪神・糸原が24日の練習後、さらに強力となった中軸へのつなぎ役に徹することを誓った。
 「2番はずっと打ってきたので、別に開幕だからというわけではなく。スタートが2番ということで、いつも通りの2番の仕事、自分の仕事をやってチームの勝利に一試合でも貢献したい」

 粘り強さと器用さを併せ持つだけに、3番や6番を任されることもあったが、昨年も主戦場は2番。自身の役割について「出塁ですね」と断言した。

 「どんな形であろうと出塁して、クリーンアップにつなげて、還してもらうというのが自分の仕事なので。今年1年、ケガなくそういう自分の仕事に徹底してやっていきたいと思います」

 オープン戦成績は13試合で打率・200、1打点と地味ながら、もともとが本番に強いタイプ。昨季まで務めた主将は大山に譲っても、矢野監督が「名誉キャプテン」に任命するなど、首脳陣の信頼は厚い。マルテ、サンズの両助っ人に大山、佐藤輝と長距離砲が多い中で、チームに欠かせない“くせ者”が、今季も玄人をうならせる。(山添 晴治)

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