天理 中村監督 13年ぶりベスト8 エース達の完封勝利に「素晴らしい投球だった」

2021年03月25日 17:24

野球

天理 中村監督 13年ぶりベスト8 エース達の完封勝利に「素晴らしい投球だった」
<高崎健康福祉大高崎・天理>完封勝利を挙げた天理・達 (撮影・成瀬 徹)   Photo By スポニチ
 【第93回選抜高校野球大会第6日第3試合 2回戦   天理4-0高崎健康福祉大高崎 ( 2021年3月25日    甲子園 )】 第93回選抜高校野球大会は25日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、2回戦となった第3試合は天理(奈良)が4-0で高崎健康福祉大高崎(群馬)を破り、08年以来13年ぶりとなるベスト8入りを果たした。
 13年ぶりのベスト8に中村良二監督は「全然知らなかったので勝てて何よりです」と穏やかな表情を見せた。ドラフト候補の右腕・達孝太が今大会最速となった148キロの直球を武器に、2安打8三振、134球での完封勝利。「やっぱり芯になる投手なので、いけるところまでいってほしい気持ちはすごくあった。本当に(初戦で)完投、(きょう)完封してもらって素晴らしい投球だったと思います」と称えた。「決して絶好調かと思ったらそうじゃなかったと思うんですけど、自分なりにコントロールして、要所要所抑えられたところが無失点に抑えられたところかなと思います」とも話した。

 打線は1、2回で2点を奪うと、7回2死一、二塁には4番・瀬千皓の左中間2点適時二塁打で突き放した。「2-0から中盤、終盤にいくと投手も疲れてくるので、何とか次の1点はうちで取ろうという話をしたイニングに4番が2点タイムリーを打ってくれたんで、流れを持ったまま終盤に入れたんで良かったと思います」。この日のオーダーは選手からも意見を聞いたとし、「僕と同じオーダーを彼らも考えていて。じゃあそれでいこうというオーダーがきょうのオーダーだったんです。それはすごく良かったと思います」と語った。

 準々決勝は仙台育英(宮城)と対戦する。「2日間しっかり調整して、天理野球をできるようにしっかり頑張りたいと思います」と前を見据えた。

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