広島「新時代」だ 球団初の新人4人開幕1軍 救援同時3人入りも初で夢の「ルーキーリレー」も

2021年03月25日 19:07

野球

広島「新時代」だ 球団初の新人4人開幕1軍 救援同時3人入りも初で夢の「ルーキーリレー」も
開幕1軍入りした広島ドラフト1位・栗林
 開幕前日の25日、NPBから出場選手登録が公示され、広島は28人を登録した。
 新人では、ドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)、同2位・森浦(天理大)、同3位・大道(八戸学院大)の投手3人に加えて、野手の同6位・矢野(亜大)が登録された。球団で新人4人が開幕戦に登録されたのは、現行制度が採用された97年以降では初となった。

 「開幕1軍」に新人が3人登録されたのは、14年の九里、西原、田中以来7年ぶり。当時新人だった大瀬良は、開幕2カード目に先発予定だったため登録されていなかった。15年以降、開幕メンバーに新人が複数人登録されたのは、16年「オスカル、西川」、19年「島内、小園」の2例しかなかった。

 さらに、新人投手3人が開幕1軍入りしたのは、球団では07年「青木高、宮崎、上野」以来2度目となる。青木高は先発要員だったため、新人3人が全て救援要員として開幕戦にメンバー登録されたのは球団初となった。

 栗林は「新人守護神」に内定。森浦、大道は勝ち継投の候補として評価を上げており、新人リレーが実現する可能性もある。
 栗林は「1、2、3位だけではなく、矢野も一緒に1軍で迎えることができた。4人とも最後まで1軍でいられるように、同期としてコミュニケーション取ってやっていきたい」と意気込んだ。

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