阪神・西勇 古巣斬って12球団制覇だ 1日に史上19人目の偉業目指しオリックス戦先発

2021年06月01日 05:30

野球

阪神・西勇 古巣斬って12球団制覇だ 1日に史上19人目の偉業目指しオリックス戦先発
<虎報用・阪神>オリックス戦に向け、練習する西勇(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 阪神・西勇が「12球団勝利」をかけて、きょう1日のオリックス戦に先発する。この日は甲子園での投手指名練習に参加。19年4月の金子(日本ハム)以来史上19人目の偉業となるが、平常心を強調した。
 「12球団からの勝利などは意識せずに、チームの勝利に貢献するために、しっかりと腕を振って投げていきたいと思います」

 18年オフに阪神移籍を決断するまで9年間在籍した古巣とは、これが2度目の対戦。前回の19年6月14日は、8回途中5失点で敗戦投手となっただけに、雪辱の一戦となる。

 4月20日の巨人戦で3勝目を挙げたのを最後に、5試合白星から遠ざかる。5月4日のヤクルト戦からは3試合連続4失点以上を喫するなど精彩を欠いたが、前回5月25日のロッテ戦では、7回2失点(自責1)と復調。金村投手コーチからは「前回は体がすごく動いている中でボールもコントロールできていたので、明日(1日)も期待できると思いますね」と太鼓判を押された。

 新たな月の始まりに加え、停滞から抜け出すにはこれ以上ない相手。通算98勝を挙げている投手陣の柱。6月反攻を告げる快投で、通算100勝に王手をかけてみせる。(阪井 日向)

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