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石見智翠館・末光監督「流れを最後まで止められなかった」 9回に意地の1点が精いっぱい

2021年08月26日 14:23

野球

石見智翠館・末光監督「流れを最後まで止められなかった」 9回に意地の1点が精いっぱい
<石見智翠館・智弁和歌山>7回1死、石見智翠館・山崎凌は大西の打球に飛びつくも捕れず(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【第103回全国高校野球選手権 準々決勝   石見智翠館1-9智弁和歌山 ( 2021年8月26日    甲子園 )】 第103回全国高校野球選手権大会の第13日は26日、甲子園球場で準々決勝が行われ、2大会連続出場の石見智翠館(島根)は4大会連続出場の智弁和歌山(和歌山)に1―9で敗れ、準決勝進出はならなかった。
 切れ目のない智弁和歌山打線に、投手陣が飲み込まれた。15安打を許して9失点。一方の打線も4安打に抑えられて、9回に1点を返すのが精いっぱいだった。

 末光章朗監督は「序盤の失点はそれほどのダメージではありませんでした」と明かす。ただ、中盤で流れを引き寄せられなかったのが誤算だった。「その後、守りでリズムをつくって流れを止めたかったけど、それができませんでした。(相手に)コツコツとスコアリングポジションにランナーを進められて次の手を打たれ、その流れを最後まで止めることができませんでした」と力負けを認めた。

 それでも聖地で3試合を戦ったことは大きな財産となる。江の川から現在の校名になって12年、4回目の出場で新校名での初勝利を挙げた。さらにはベスト8まで進出。「多くの高校野球ファンの目に焼き付いたならばうれしいですね」と振り返って、最後は柔和な笑みを浮かべた。

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