ロッテ・藤原&山口 初アベック弾 ともに大阪出身21歳 盟友かつライバル

2021年08月26日 05:30

野球

ロッテ・藤原&山口 初アベック弾 ともに大阪出身21歳 盟友かつライバル
<日・ロ>6回無死二塁、同点の2ランを放つ藤原(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ7―4日本ハム ( 2021年8月25日    札幌D )】 よき友でありライバル。同じ大阪出身で00年生まれの21歳であるロッテ・藤原と山口が初のアベック弾で勝利に貢献した。3位ながら首位と3・5ゲーム差とした井口監督は「若い選手が成長すればチームも上がっていく」と手応えを語った。
 2点を追う6回。まずは2番に定着している藤原が魅せた。無死二塁から直球を狙い打って右越えに5号同点2ラン。初回、4回は河野の直球で凡退しただけに「直球が来ると思った」と胸を張った。5番で3試合ぶりにスタメン出場していた山口も黙っていない。今季、藤原と本塁打数を競っている男が、なお1死一塁から中越えに6号決勝2ランを運び「(藤原に)追いつかれたので一本出てよかった」と笑った。

 大阪桐蔭で甲子園の春夏連覇を達成するなどスター街道を歩んできた藤原。山口も明桜(現ノースアジア大明桜)で高校通算25本塁打を放ち、今季から1軍に定着しているが「(藤原は)全てにおいて凄い。1年目から追いつくために練習していた」と言う。お互いを「ライバル」と認め合う2人がチームの原動力となっている。

 3安打3打点の藤原とV弾の山口。札幌ドームの右翼席に陣取ったファンは明るい未来を想像したはずだ。 (山田 忠範)

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