関東第一が“宿敵”二松学舎大付に夏と秋のリベンジで2年連続V エース枡川は5回1安打1失点好投

2022年04月25日 05:30

野球

関東第一が“宿敵”二松学舎大付に夏と秋のリベンジで2年連続V エース枡川は5回1安打1失点好投
東京都大会を制した関東第一ナイン(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【春季高校野球東京都大会決勝   関東第一7―3二松学舎大 ( 2022年4月24日    スリーボンド八王子 )】 関東第一が「宿敵」に雪辱を果たし、2年連続6度目の優勝を飾った。
 最速137キロのエース左腕・枡川颯太(3年)が5回1安打1失点と好投するなど、今春のセンバツ出場校・二松学舎大付を7―3で下した。

 昨夏の東東京大会決勝、昨秋も東京大会準決勝で敗れた相手にリベンジ。枡川は「頭の中で各打者に対して整理ができた。チェンジアップと真っすぐがよかったです」と胸を張った。

 秋は背番号10だったが、冬の練習期間にウエートトレーニングに励み、体重は6キロ増え79キロに。自信のあった制球力に、力強い直球が加わり背番号1をつかんでチームに貢献した。

 5月に行われる関東大会に向けて「強豪ぞろいですが、強い気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。(柳内 遼平)

 《二松学舎大付・布施ガックリ7失点完投》4回までに6点差をつけられる一方的な展開で敗れた。最速139キロのエース左腕・布施東海(3年)は9回を投げて12安打7失点。「低めに投げきることができていなかった」と肩を落とした。今春のセンバツ大会出場に導いたチームの大黒柱は「心の部分から変えて挑んでいきたい」と関東大会での復調を誓った。

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