日本ハムが北海道初代ユニホーム着用の初戦に快勝 万波「田中幸雄さんの着こなし」で先制打

2022年09月07日 06:00

野球

日本ハムが北海道初代ユニホーム着用の初戦に快勝 万波「田中幸雄さんの着こなし」で先制打
<日・オ>笑顔で写真に納まる上沢(左)と万波(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム6―2オリックス ( 2022年9月6日    札幌D )】 涙を流し、フルスイングで3球三振した06年日本シリーズの現役最終打席から16年。日本ハム・新庄監督が当時のユニホームを着用して札幌ドームに立った。
 「FIGHTERS CLASSIC」と題し、04年の北海道移転から7年間使用したユニホームでプレーする6試合の初戦。「僕もファイターズに2004年に来てね、当時の景色が、思い出が浮かんできた」。数々の感動を生んだユニホームに身を包んだ指揮官に背中を押されるように、ナインはグラウンドで躍動した。

 2回2死三塁、万波が山岡の140キロカットボールを左前に運ぶ先制の適時打を放った。着こなしは通算2012安打を放った名球会入りのレジェンド・田中幸雄(現解説者)をイメージ。くるぶしを少し出す“幸雄スタイル”で結果を残し「着られる機会があればと思っていた。念願、かなった」と笑った。

 初代ユニホームで06年日本一、07年リーグ連覇。09年リーグ優勝と移転先の北海道を盛り上げた。万波も「この時代のユニホームを見て、育った選手も多い」と振り返る。しかし、16年の日本一を最後に近年は低迷。今季も6年連続のV逸が決定しているが、万波は続けて言った。「(今の)新しいユニホームが何十年後かに“格好良いな”と、言われるような戦いをしたい」。黄金時代を超える歴史をつくり上げることを誓った。

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