【大谷翔平と一問一答】新人遊撃手ネトを絶賛「グローブを引いたのも信頼の証」中3日も「体調良かった」

2023年04月22日 14:47

野球

【大谷翔平と一問一答】新人遊撃手ネトを絶賛「グローブを引いたのも信頼の証」中3日も「体調良かった」
試合後の囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日)の本拠地アナハイムでのロイヤルズ戦に「2番・投手兼DH」で先発し、7回を2安打無失点、11三振を奪う好投で無傷の3勝目を挙げた。打者では4打数1安打で、試合は2―0だった。以下、試合後の一問一答。
 ――フィル・ネビン監督が「今日は先頭打者に四球を出さなかった」と冗談交じりで言っていた。
 「良かったですね(笑い)」

 ――カーブを多めに投げていた理由は。
 「持ってるものを使うという意味では投げない意味はないかなと思うので。(相手打線に)曲がり球を張られてたりはしましたけど、1種類でも(違う球種を)投げれば、それも張るうちには入らない思って投げました」

 ――遊撃手ネトの好守備もあった。
 「素晴らしいですね。送球も素晴らしいですし。グローブ引いたのも信頼の証なので、捕ってくれると思ってグローブ引いてますし。しっかり捕ってくれたので、素晴らしかったと思います」

 ――ウォーラクと今季初めてバッテリーを組んで。
 「素晴らしかったですね。コーナーのボールもしっかりフレーミングして、ストライクどんどんとれるように、一生懸命やってもらいましたし。バッティング、アウトになりましたけど最後、打席も素晴らしいバッティングだったので。助けられました」

 ――サイ・ヤング賞級の投球。
 「どうなんですかね、まだ全然早いですし、5試合ですかね。まだそれくらいしか登板していないですし、とりあえず前半チームがしっかり貯金まず作れるように、5個くらいはつくれるように。早い段階で加速したいなと思います」

 ――前回の登板から中3日。昨晩もニューヨークから長時間フライトがあり、夜中に着いた。
 「体調は良かったですね。しっかり寝られて、ある程度、フレッシュな状態で入れたので、あまり気にすることなく良い登板だったなと思います」

 ――いつもゼロで抑えるのが仕事だと思うが、今日はトラウトが休養日で打線にいなかったのでさらに抑えたい気持ちは大きかったか。
 「前回もいなかったですし、特に誰がいないから、そうしなければいけないっていうことはないですけど。シンプルに先制点をやらないというところが一番。打撃に関してはは先制点をとるというのが一番勝つ確率が高くなるので、そういう野球をできればいいと思ってやっていた」

 ――打席の状態。
 「悪くはなかったですね。そこそこ(球が)見えてましたし。中堅に飛んだのも、良い打撃ではあったので、あそこが抜けるかどうか。ニューヨークでもボストンでも、良い打撃のものがとられてたりしてるんで。そこが数字的についてないなというところ。もう少し打球角度がうまく上がってくれればきょうのも本塁打になるんじゃないかなと思います」

 ――捕手オハピーが負傷者リスト入り。何か励ましの言葉をかけたか。
 「状態がちょっと分からないので。本人が一番、残念だと思いますし、早い段階でまず帰ってこれるようにサポートしたいなと思いますし。外れたから“負けがこむ”というのも一番本人的にも嫌なので。なんとか勝って、少しでも楽になるように頑張りたいなと思います」

 ――初回から球が走ってた。
 「体の調子自体は良かったので。投球どうのこうよりも体の状態が良かったっていうのが一番かなと思います」

 ――東海岸から西海岸への移動。ぎりぎりまで寝ていたか。
 「ぎりぎりまでいつも寝ます。まあ東から西はそんなにきつくないので。どちらかというとこっちから東に遠征行く方が体的にはきついので。今回はそんなにきつくなかったですね」

 ――3回の守備の併殺。意図的にゴロを捕らなかったのは遊撃の位置を意識したからか。
 「ネトの守備力というか、送球の良さがあれば十分アウトになると思った。最初は捕ろうかなと思いましたけど。捕るよりはスムーズに(グラブを)引いた方がいけるんじゃないかと思いました」

 ――今季これまでと投球で一番良くなってる点は。
 「まだちょっとサンプルが少ないので。四死球がちょっと多いのが一番、良くないところかなと思いますし。その分、被打率が少ないのは良い所じゃないかなと思います。その両方を両立させるのが良い投手じゃないかなと思います」

 ――「ピッチコム」を使って自分で配球の組み立てる方が大変か。それとも自分で考えるから楽か。
 「楽ということはないですかね。楽しい部分はあると思います。自分で決めて投げるということに対する責任も出て来ますし、何より言い訳できないので。自分で決めて、あらゆるカウントで考えながら投げるっていうのは一つ作業は増えますけど、その分楽しいかなと思います」

 ――今季初めて初回の先頭打者に四球を与えなかった。立ち上がりで変えた点、意識した点。
 「特に何も変えてはいないですかね。自分が心地よく投げられる動きを毎登板、毎登板、意識している。中5日、6日の中でしっかり調整して、ゲームに出ていくというところだと思うので。毎回張り方も違いますし、体の状態も違うので、なるべく同じふうに投げたい所ではありますけど、そこが一番難しい所ではありますね」

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