大商大の執念 上田連投からサヨナラ星 劇打の4番河西「苦しいながら力投してくれていたので」

2023年04月23日 18:42

野球

大商大の執念 上田連投からサヨナラ星 劇打の4番河西「苦しいながら力投してくれていたので」
サヨナラ打を放った大商大・河西 Photo By スポニチ
 【関西六大学野球春季リーグ2回戦   大商大3―2京産大 ( 2023年4月23日    ほっともっと )】 大商大がサヨナラ勝利を挙げて1勝1敗とし、3回戦に持ち込んだ。
 執念采配が劇勝へとつながった。プロ注目の最速151キロ左腕・高太一(4年)が6回被安打2、無失点に抑えて、7回から継投策へ。2―0の8回無死一、二塁のピンチには、今秋ドラフト候補に挙がる上田大河(4年)が3番手として登板した。

 前日に先発して78球を投じていた上田は、今季初の連投。2死二、三塁から右前へ2点打を浴びるも、後続を仕留めて勝ち越し点は与えなかった。

 決死の継投策に打線が奮起した。同点の9回2死一、三塁で4番・河西威飛(3年)に打席が回った。「いい場面で繋いでくれた。絶対に決めてやろうと思っていました」。カウント2―2からの5球目、外角球に手を伸ばし、サヨナラ打が右前で弾んだ。

 「(上田が)苦しいながらも力投してくれていた。何としてでも勝ちをつけたいと思っていた。いい結果に繋がりました」

 前日の同戦では、今春5試合目で初黒星。「ここから完全優勝を目指したい」と残り試合全勝での優勝を誓った。

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