カブス・今永 6勝目お預けも防御率1.00以下に ファン絶賛「スーパーマン?」「サイ・ヤング候補」

2024年05月14日 11:07

野球

カブス・今永 6勝目お預けも防御率1.00以下に ファン絶賛「スーパーマン?」「サイ・ヤング候補」
MLB公式X(@MLB)より
 【ナ・リーグ   カブス0-2ブレーブス ( 2024年5月13日    アトランタ )】 カブスの今永昇太投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地でのブレーブス戦に先発し5回無失点と力投。ただ、チームが敗れ6勝目はお預けとなった。
 立ち上がりは2四球と制球に苦しんだが、2死一、二塁からデュバルをスプリットで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 3回も2死から連打で一、三塁としたが、オルソンを外角低め93・2マイル(約149・9キロ)の直球で見逃し三振に仕留めた。

 4回は2本の安打と四球で2死満塁のピンチに。ここで昨季ナ・リーグMVPのアクーニャを迎えたが、2ボール1ストライクから4球目のスプリットをハーフスイング。このスイングをめぐり、カブスのカウンセル監督が振ったのではないかと猛抗議し退場処分を受けた。指揮官の行動に発奮したのか、今永はアクーニャを右飛に打ち取り、最大のピンチを脱出した。

 5回も2本の安打を許したが。最後はデュバルを投ゴロ。強力ブレーブス打線に7安打を浴び、3者凡退は2回の1イニングのみと苦しみながらもスコアボードに0を刻み続けた。

 5回で98球に達したことから、6回は2番手・ウェスネスキがマウンドへ。5回7安打無失点と力投も援護に恵まれず、日本投手では02年石井一久(ドジャース)、14年田中将大(ヤンキース、現楽天)に並ぶデビュー最長の開幕6連勝は次戦以降へ持ち越しとなった。それでも防御率は再び0点台の0・96となった。

 これを受け、MLBが公式Xを更新。天に向かって指をさす今永の画像とともに「ショウタ イマナガの防御率は再び1.00以下に!」とつづった。
 
 ファンは「リーグで一番の投手」「スーパーマンなの?」「信じられない」「おそらく彼にとっては良くないパフォーマンスだったが、それでも失点せずに切り抜けることができた。すごい」「ナイスピッチ!」「サイ・ヤング候補」と日米からさまざな声が寄せられた。

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