MLB公式サイト 全30球団の平均スイング速度ランク発表 1位スタントン 大谷翔平は意外にも14位

2024年05月14日 17:04

野球

MLB公式サイト 全30球団の平均スイング速度ランク発表 1位スタントン 大谷翔平は意外にも14位
ドジャース・大谷 Photo By スポニチ
 大リーグ公式サイトは13日(日本時間14日)、全30球団から平均スイングスピードの各球団トップの30選手を発表。トップに輝いたのはヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手(34)で80.6マイル(約129.7キロ)だった。ドジャースの大谷翔平投手(29)は75.4マイル(約121.3キロ)で全体14位だった。
 大リーグ公式サイトは、スタントンを「スピードの魔術師」と形容。「平均スイングスピードでMLB首位に立っただけでなく、そのトップとの差は理解しがたいほど途方もない。スタントンの平均スイングスピード80.6マイルは、2位のオニール・クルーズ(パイレーツ)の77.7マイルに2.9マイルの差をつけている。比較のために言っておくと、これは2位と26位の差と同じだ。スタントンは今季98.0%の確率でハードスイング(75マイル以上)をしている。次に近いのはカイル・シュワーバー(フィリーズ)で73.9%だ。スタットキャスト時代、MLBで120マイル(約193.1キロ)以上の打球は18球中14球がスタントンだった」と圧倒的なパワーぶりを伝えた。

 打球速度で大リーグ屈指のスピードを誇る大谷だが、平均スイングスピードでは全30球団のトップ選手の中では14位と中位に位置した。大リーグ公式サイトは、ドジャースで平均スイングスピードトップに立った大谷について「これはほとんど当たり前のことだ」と指摘。「バレル率23.6%で規定打席到達者の中でトップであり、これは自己ベストでもある」と紹介した。

 全30球団のトップ選手30人の中でのトップ5は、1位ヤンキース・スタントン、2位パイレーツ・クルーズ、3位フィリーズ・シュワバー(77.0マイル)、4位ジャイアンツ・チャップマン(76.9マイル)、5位タイはカブス・モレルとブレーブス・アクーニャ(76.7マイル)だった。

 スイングスピードは打率、長打率にも顕著に表れた。80マイル以上のスイングを記録した場合は、打率.321、長打率.665で、70~79マイルの場合は打率.274、長打率.477。69マイル以下のスイングだった場合は打率.202、長打率.254だった。

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