パドレス・ダルビッシュ 快投の理由自ら分析 (1)上半身の動き矯正(2)体の開き抑え投球見にくく

2024年05月14日 01:30

野球

パドレス・ダルビッシュ 快投の理由自ら分析 (1)上半身の動き矯正(2)体の開き抑え投球見にくく
<パドレス・ドジャース>力投するダルビッシュ(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   パドレス4―0ドジャース ( 2024年5月12日    サンディエゴ )】 パドレス・ダルビッシュは、7回2安打無失点の好投を「前回からガラッとフォームを変えた。前回は手探りだったが、もっと全体的な一連の流れでいろんなことができていた」とした。
 自己分析のポイントは2つ。1つは胸椎、肋骨、胸骨などで構成される「胸郭」。左肩を軸に右腕を振る際に、上半身がうまく連動せず手投げになりがちだったという。「もっと胸郭を使いながら、上半身をうまく使いながら投げる練習」を取り入れ骨の動きを念頭に上半身の動きを矯正した。

 2つ目は、下半身の動きを上半身に伝える際に重要な「骨盤」。「骨盤の開きが少し早くなって、バッターがより見やすい球になっていた。前回のブルペンから骨盤の開きがだいぶ抑えられていた」。体の開きを骨盤の動きで抑え、投球が見えにくそうな打者の反応に手応えを得た。

 「簡単に言うと筋肉を使って投げるというよりももう少し体をうまく使って投げるというか」。貪欲に進化を続ける37歳の研究心の表れだった。

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