藤浪晋太郎 大谷に最速161キロを左前打され「世界トップレベルのバッターですし…」

2023年04月27日 14:59

野球

藤浪晋太郎 大谷に最速161キロを左前打され「世界トップレベルのバッターですし…」
<エンゼルス・アスレチックス>6回、大谷に安打を浴びる藤浪(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   アスレチックス-エンゼルス ( 2023年4月26日    アナハイム )】 アスレチックスの藤浪晋太郎(29)が26日(日本時間27日)、敵地アナハイムでのエンゼルス戦に6回から2番手で救援転向後、初登板し、2回を投げて2安打1失点(自責0)だった。
 5点ビハインドの6回にマウンドに上がり、先頭のウォードを右飛に打ち取ったが、トラウトに四球を出し1死一塁。大谷にこの日最速の161キロ直球を左前打され、左翼が後逸する間に1失点。レンドンは左飛、レンフローは三ゴロに仕留めた。続く7回はドゥルーリー、レンフローを連続三振。タイスに右翼線二塁打されたが、ネトを見逃し三振に斬って取り、2回を投げて2安打1四球で1失点(自責0)、3奪三振。打者9人に34球を投げ、ストライクは20球。最速は大谷に投じた99・9マイル(約161キロ)で、防御率は14・40から12・71になった。メジャー移籍1年目の藤浪は開幕ローテーション入りも4試合に先発し0勝4敗、防御率14・40。不振の原因は与四球率(1試合9回平均)7・2が示す通り、15イニングで15四死球の制球力だった。

 試合後、大谷との対戦について「ランナー出した後ですし、長打は避けたいというところで。単打ならしかたないかなと。もちろん、世界トップレベルのバッターですし、長打で一塁ランナーを返されなければ、まあまあいいかなと思ったんで」と振り返った。試合前に約5分間、ブルペンで投球練習を終えた大谷と笑顔で語り合ったことには「ちょっと話しただけです。日本人選手も多くないはないですし」と話した。

 大谷とは、今月1日(同2日)の開幕2戦目でメジャー初対戦。初回の第1打席は一ゴロに打ち取ったものの、3回の第2打席で左翼フェンス直撃の適時打を打たれていた。

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