青学大・谷口、リーグ初安打が決勝ソロ 昨年センバツでは大阪桐蔭で日本一経験

2023年04月27日 16:58

野球

青学大・谷口、リーグ初安打が決勝ソロ 昨年センバツでは大阪桐蔭で日本一経験
<青学大・日大>完投勝利の常広(左)と勝ち越しの代打本塁打を打った谷口(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【東都大学野球・第2週第2日   青学大2―1日大 ( 2023年4月27日    神宮 )】 期待のルーキーが一振りで起用に応えた。青学大は1―1の8回、先頭の代打谷口勇人外野手(1年)が右越えソロを放ち勝ち点を獲得。この一打がリーグ戦初安打となった谷口は「ヒットも打ててなかったので入った時はすごくうれしい気持ちだった」と、笑みを浮かべた。
 大阪桐蔭でも主力として活躍し、昨春の選抜では日本一を経験。1年ながら今春のリーグ戦は開幕からスタメン出場を続けてきたが、日大との第1戦までは10打数無安打。この日は初めてスタメンを外れたが、同点の8回に代打で声がかかった。「相手が右投手で軌道も合うのかなと思った」と安藤寧則監督。2ボールからの内角寄りの直球を振り抜くと、打球は右翼スタンドへ。「2ボールだったので真っすぐ一本で待っていた」と、最高の結果で起用に応えた。

 高校時代も選抜の決勝で満塁本塁打を放ってきたが、高校通算本塁打は4本。この全てが公式戦という勝負強さを大学でも発揮してみせた。チームも今秋ドラフト候補のエース常広羽也斗投手(4年)が1失点間完投し、勝ち点を2に伸ばした。ようやく本来の力を発揮したルーキーは「大学野球を引っ張っていくようなバッターになりたい」と、堂々と言い切った。(村井 樹) 

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