巨人・菅野 痛恨の逆転2ラン被弾で東京ドーム今季初勝利ならず 5回まで二塁踏ませない好投も

2023年06月18日 15:08

野球

巨人・菅野 痛恨の逆転2ラン被弾で東京ドーム今季初勝利ならず 5回まで二塁踏ませない好投も
<巨・楽>6回、逆転された菅野(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人―楽天 ( 2023年6月18日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(33)が9年ぶり交流戦Vの懸かった楽天戦(東京D)に先発登板。1―0で迎えた6回、辰己に逆転2ランを浴びて6回3安打2失点(自責1)で降板し、東京ドーム今季初勝利となる2勝目を手にすることはできなかった。
 1―0で迎えた6回だった。1死から代打・渡辺佳の一、二塁間に飛んだゴロを一塁を守る名手・中田翔が後逸(記録は失策)して塁に出し、続く1番・辰己に2ボール1ストライクからの4球目、外角高めカーブを右中間スタンドに運ばれた。

 5回まで二塁すら踏ませず、散発2安打無失点の好投だったが、一瞬にして逆転を許した。この回を投げ切り、降板となった。

 開幕直前の3月に右肘違和感を訴えて出遅れたが、今季初登板初先発となった11日のソフトバンク戦(ペイペイD)で5回4安打2失点と踏ん張り、今季初勝利となるプロ通算118勝目。この日はそれから中6日で、9年ぶり交流戦優勝が懸かった一戦の先発マウンドに上がった。

 本拠・東京ドームでは今季初登板だったが、初回、2回と3者凡退。打線も初回に坂本の通算430二塁打でチャンスを築くと主砲・岡本和の適時二塁打で先制と、幸先よく得点した。

 1―0で迎えた3回、1死からかつての同僚・炭谷の強烈なピッチャー返しが右足甲付近を直撃(記録は投手強襲安打)。菅野はよけようとしたが間に合わず、痛みに顔をゆがめてマウンドに倒れこんだ。だが、ベンチ裏で治療後マウンドに戻って続投。後続を抑えると、5回まで二塁すら踏ませず2安打無失点で勝利投手の権利を得ていた。

 菅野の投球内容は6回で打者21人に対して85球を投げ、3安打2失点(自責1)。4三振を奪い、四死球なし、直球の最速は149キロだった。

 ▼菅野 前回よりも思ったところにコントロールできたと思います。徐々に状態を上げて次の登板に備えたいと思います。
 

おすすめテーマ

2023年06月18日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム