大谷の23号ソロで6点リードも…逆転サヨナラ負けにネット「士気下がる」「こんな日もある」

2023年06月18日 08:42

野球

大谷の23号ソロで6点リードも…逆転サヨナラ負けにネット「士気下がる」「こんな日もある」 — ＜ロイヤルズ・エンゼルス＞7回、23号ソロを放つ大谷（撮影・会津　智海） Photo By スポニチ

【ア・リーグエンゼルス9―10ロイヤルズ（ 2023年6月17日カンザスシティー）】エンゼルスの大谷翔平投手（28）が17日（日本時間18日）、敵地カンザスシティーでのロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。メジャー通算150号となる両リーグ単独トップの中越え23号ソロを放つなど4打数1安打1四球2打点で打率は・300となった。チームは6点のリードを守り切れず、9―10で逆転サヨナラ負けを喫した。

　まさかの逆転サヨナラ負けだ。7回の大谷の23号ソロでリードは6点差に広がったが、その直後の7、8回にいずれも3失点して同点。9回にトラウトの適時打で1点を勝ち越したが、その裏に守護神デベンスキーがつかまって逆転サヨナラ負けした。

　この敗戦にインターネット上には「今シーズン弱小チームのロイヤルズに、この負けはあまりにもエンジェルスにとっては痛すぎる」「ショックを隠しきれません」「まぁアレスチックスがレイズに勝つこともあるんだから、こんな日もある」「中継ぎとリリーフはやっぱり不安しかない」「10連敗中の相手にこの負け方は衝撃的過ぎるわ」「士気下がるよね」「明日から切り替えて」などの声が上がっている。

　大谷は、5点リードの7回1死の第4打席で右腕クラークの初球を完ぺきに捉える中越え23号ソロを放った。打球速度は110・0マイル（約177キロ）、飛距離は437フィート（約133・2メートル）。15日（同16日）のレンジャーズ戦の8回に中越え2ランを放って以来2試合ぶりの本塁打で、両リーグ単独トップ、ア・リーグでは2位のジャッジ（ヤンキース）に4本差と“独走態勢”に突入。直近9試合で7発と量産態勢にも入った。また、56打点としてこの日、試合のなかったディバースに並んでリーグトップに立った。3日（同4日）のアストロズ戦から続く連続試合安打は今季自己最長の「14」に伸ばした。

　この日は4打数1安打2打点、1四球で通算の打撃成績は、71試合で273打数82安打、23本塁打、56打点、打率・300、10盗塁、投手成績は14試合で6勝2敗、防御率3・29となった。