これがベストメンバー? 担当記者が選ぶ大学日本代表26人 先発陣は全員上位指名の可能性

2023年06月18日 20:21

野球

これがベストメンバー? 担当記者が選ぶ大学日本代表26人 先発陣は全員上位指名の可能性
<侍ジャパン大学代表選手選考合宿>紅白戦第1試合、先発した細野は2イニングを無失点に抑える(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 7月8日から米国で開催される日米大学野球選手権に出場する侍ジャパン大学代表選手選考合宿2日目は18日、神奈川県平塚市で紅白戦が行われた。
 今年のドラフトは「超豊作年」と言われ、合宿では全国から逸材が集結した。高校、大学、社会人野球とアマチュア野球を担当する記者が、大学日本代表のメンバー26人を独自に選出した。正式メンバーはあす19日、午後1時30分頃に大久保哲也監督から発表される。

 担当記者が選ぶ侍ジャパン大学日本代表メンバー26人は以下の通り。

<先発投手>5人
(1)常広 羽也斗(右・青学大)
(2)下村 海翔(右・青学大)
(3)細野 晴希(左・東洋大)
(4)西舘 昂汰(右・専大)
(5)武内 夏暉(左・国学院大)
【寸評】
米国とは5戦を予定。そのため先発投手は5人を選出した。全員がドラフト上位候補に挙がる実力を備えており、タイプも異なる。米国相手に好投すれば、スカウトからの評価もさらに上がるだろう。

<中継ぎ投手>6人
(1)松本 凌人(右・名城大)
(2)木村 仁(右・九州共立大)
(3)村田 賢一(右・明大)
(4)古謝 樹(左・桐蔭横浜大)
(5)上田 大河(右・大商大)
(6)篠木 健太郎(右・法大)
【寸評】
投手板の三塁側に立ち、サイドハンドから投じる変則右腕・松本は他にない魅力がある。合宿の紅白戦ではショートイニングで球威を増した姿を見せた村田も楽しみ。古謝はギアを上げると150キロ台を計測する馬力があり、1イニングを全力で投げきってほしい。

<ストッパー>1人
(1)西舘 勇陽(右・中大)
【寸評】
150キロ台の直球、落ちるカットボール、パワーカーブを駆使する西舘をストッパーに。プロで抑えを任されれば、1年目の栗林級の活躍ができる、と期待している。

<捕手>3人
(1)進藤 勇也(上武大)
(2)友田 佑卓(日大)
(3)坂本 達也(富士大)
【寸評】
強肩強打の進藤が軸。合宿一番の驚きは坂本。正確なスローイング、絶妙な加減のフレーミングは一級品。世界を経験して大きく育ってほしい。

<内野手>6人
一塁手・上田 希由翔(明大)
二塁手・宮下 朝陽(東洋大)
三塁手・佐々木 泰(青学大)
遊撃手・宗山 塁(明大)
内野手・辻本 倫太郎(仙台大)
内野手・広瀬 隆太(慶大)
【寸評】
宮下、佐々木は力強い打撃が魅力。天才・宗山、スケールの大きい上田にも期待したい。辻本は攻守にハッスルプレーで魅せる。一発のある広瀬も外せない。

<外野手>5人
右翼手・飯森 太慈(明大)
中堅手・宮崎 一樹(山梨学院大)
左翼手・西川 史礁(青学大)
外野手・中島 大輔(青学大)
外野手・渡部 聖弥(大商大)
【寸評】
俊足の飯森、宮崎、中島がチームを活性化させたい。渡部、西川の打撃に期待。

<スタメン>
(1)三・佐々木
(2)右・飯森
(3)遊・宗山
(4)左・西川
(5)一・上田
(6)指・渡部
(7)捕・進藤
(8)二・宮下
(9)中・宮崎
【寸評】
チームでトップクラスの打撃力を誇る宗山、佐々木の前に走力のある選手を配置。進藤、宮下が下位に座る超強力打線を形成。


 リーグ戦、全日本大学野球選手権、そして2日目までの合宿を取材し、26人を選んだ。ここに選出できなかった選手もトップクラスのプレーヤーばかりだ。あす19日の「発表」で名前が呼ばれた選手たちには、将来の日本球界を背負うためにも積極的なプレーを見せてほしい。(柳内 遼平)

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