【DeNAファン必見(2)】スポニチ独占取材「ポケモンヘルメットにかける男たち」第2部は戸柱が登場!

2023年06月26日 12:00

野球

【DeNAファン必見(2)】スポニチ独占取材「ポケモンヘルメットにかける男たち」第2部は戸柱が登場!
ポケモングッズを披露する戸柱(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 DeNAは6月30~7月2日の本拠地中日3連戦で「ポケモンボールパーク ヨコハマ」を初開催する!最大の注目は、ピカチュウデザインのヘルメット&キャップの選手着用だ。特に「ピカチュウヘルメット」は、4月25日の記者発表会でも衝撃を生んだ。同連載第2部は、記者会見にも登場した戸柱恭孝捕手(33)が「ポケモン愛」を大展開。選手秘話も明かされる「感動あり、笑いあり」の「トバ節」は必見だ!(取材・大木 穂高)
 
 ――まずポケモンに出会った時期は?
 「小学校1年くらいですね」
 ――えっ、1年生?
 「3歳上のお兄ちゃんがやっていて、僕も一緒にやりたいと思って。96年くらい。(ゲームソフトの)ブルー(青)かな」
 ――ちなみに戸柱少年の当時のあだ名は?
 「“やっちん”でした。恭孝なんで。地元に帰るとやっちん、やっちんって。久しぶりに言ったなあ」
 ――やはりお兄様の影響は大きかった?
 「兄が最初にやっていたのがレッド(赤)で、それをやらせてもらい、次に僕が初めて買ってもらったのがブルー。小学校4、5年くらいに金、銀が出て。兄が銀を買って、僕が金を買った。で僕が金、銀にどっぷりはまってしまった」
 ――戸柱少年は野球やっていたんでしょ?
 「やってましたよ、ソフトボール」
 ――メーンはどっちだった?
 「そりゃメーンはそっちですよ」
 ――えっ、ポケモン?
 「違いますよ、野球ですよ。じゃなきゃ、僕ここ(ベイスターズ)にいない。学校で休み時間も野球やっていましたし、部活(ソフトボール)やって帰ってきて、母親が何時間かだけやっていいよ、的な感じだった。宿題終わってからです」
 ――野球以外はポケモンに尽くす人生…。
 「ところが高校、大学で、一度しなくなった。高校、大学は寮生活で。大学は厳しかったなあ。書けないことがたくさん…」
 ――あっ、それは今日はいいよ。話しがずれる(笑)。中学生時代はポケモン仲間みたいなものもあった?
 「グループはありました。交換し合ったら、経験値多めにもらえるんですよ。休みの日に野球の練習ないときは、ポケモンをみんなでするか、町(鹿児島県肝付町)が海が近くて漁業が盛んで、釣り行くか泳ぐかだった」
 ――自分のレベルはどれくらいだった?
 「めっちゃ強かったですよ。でも野球していない子がもっと強かった。時間をそっちに費やしている子とかいて、強っもうこんなレベル上?とか」
 ――中学時代にまでにポケモンの基礎体力ができた。
 「中学でルビー、サファイヤがでて。みっちりやりました」
 ――基本的にゲームソフトは全部やってきた?
 「やってきたんだけど高校、大学ぐらいに出たパールとかは、やはり寮だったので。その前のソフトも“社会人になってから、やろうかなあ”という感じだった。ある程度はやりました」
 ――中学校のころに一番気に入っていたポケモンは?
 「やっぱり金、銀のときの“バンギラス”ですよね。ヨーギラスとサナギラスの進化形なんですけど、これがシンプルに強くて、よかった。金、銀のときは最強です」
 ――強いポケモンに響いた?
 「でも、そのあとのソフトになると、(バンギラスが)あまり強くないな、とか」
 ――で、社会人になって、またポケモンを取り戻した。
 「そうなんですよ。そのときは、もうDSですよね。パールとか、その辺をやり出して、自分にも余裕がでてきたんで」
 ――チームメイトとやっていた
 「でも、あっ、ちょっと待って下さい。社会人もきつかったですから。きつかったですよう、ホンマにもう。会社もありましたから。ホンマに」
 ――社会人生活が厳しかったことを強調している…。でも厳しい中のポケモンがリフレッシュになっていた。
 「そですよね」
 ――ポケモンGO、もやってるんでしょ? 「もちろんですよ。娘たちも好きなんで。子供たちと一緒に“ちょっと歩こうか”とか言って、“ああ、出た出た”とか」
 ――戸柱選手の町中のその光景を見てみたい。で33歳になって、ゲームで遊ぶ頻度はどうなった?
 「今は減りましたけどね。でもオフシーズンは結構やっていますよ。シーズン中は試合前の準備が捕手は多いのでできないけど、オフシーズンはみっちりやっている」
 ――それも自主トレだ。
 「12、1月はできないけど、11月とか、あの辺の2週間くらい時間あるときは徹夜しています」
 ――チームではマリオカートも盛んだけど、ポケモングループはないの?
 「つくろうと思えばつくれるけど…。中川虎大とか、あいつまじで凄いっすよ。あと阪口ね、加藤大も。名前出して挙げて下さい。スカーレットのときの昨年のオフに、中川と阪口は凄いんですよ。僕もびっくりするくらい凄いんで、“ちょっと卵産まして”とか“レアなポケモン交換しよう”とかラインし合ってますよ」
 ――同世代は?大田とか。
 「同世代ね、できるんですけどね。(大田)泰示はゲームやらないんで。(三嶋)一輝も多分好き。一輝もポケモンカードは持っているので、でももう33歳になって…。世の中的には若いけど、チームでは年長の方になってね、もう」
 ――そのギャップが面白い!
 「ちなみにマリオカートは初代僕らですからね。今は第2世代です。僕と石川雄洋さんとソトっす。この3人が初代です」
 ――そうなんだ!それは知らなかった。ちなみに最初に中日3連戦の話しを聞いたときは?
 「めっちゃうれしかったですよ。毎週ポケモンセンター行っているんで。それで会見に呼ばれて、俺?となった。急にですよ。これはもう全力でやりますよ、と」
 ――あの会見、自分も行った。ヘルメットを見てどうだった?
 「衝撃を受けました。凄いなと。DeNAが凄いと思いました。やるからには、僕は全力でやる。だからリストバンドもエルボーパットも黄色にしますから。発注済みです」
 ――ちなみに、戸柱選手がここまで積み上げてきたポケモンテクニックで、紹介したいものがあれば。
 「金、銀のスイクン、エンテイ、ライコウは、あれってマップ見ながら、難しいんですよ、ちょっと移動したら別のところに行っているとか、あれ、僕めっちゃ上手なんですよ。だいたいこの辺にいて、切り替わったらここにくるとか、めっちゃ得意で、わかるんで捕まえましたよ。これは書いておいて下さい。金、銀のスイクン、エンテイ、ライコウの、ポケモンマニアは絶対わかりますから。めっちゃ難しいですから。移動するたびに町がかわり、何番道路とか切り替わるたびに移動する。マップみながらですけど。まだここにいっている、ここにいるかとか」
 ――戸柱選手、めちゃくちゃ興奮している。ファンからの反響はどう?
 「僕もSNSやらしてもらっていて、僕のイメージが変わったとか、SNSのツイッターのアイコンを僕が変えようと思っていて、それを募集したときにびっくりするくらいきて。ピカチュウのポケモンコラボみたいな、凄いうれしかったんですが、みなさん凄いなと」
 ――さらに新しい分野の戸柱ファンが増えた。
 「僕、しゃべったらこんな感じですから。見た目で損しかしていないんで。ちなみに今日もこれから練習終わったらマークイズ1人で寄る。イーブイの進化形のブースターとか、ブラッキーとか、娘が遊ぶんで、話しを聞くとすぐに僕が買いにいくんですよ!」
 (第2部 終了)

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