大阪桐蔭が秋4強入り ラマルが左翼ポール直撃先制弾 夏からメンタル面で成長 

2023年10月01日 16:33

野球

大阪桐蔭が秋4強入り ラマルが左翼ポール直撃先制弾 夏からメンタル面で成長 
初回、先制2ランを放った4番・ラマル(撮影・松本航亮) Photo By スポニチ
 【秋季高校野球大阪大会 準々決勝   大阪桐蔭5―4大体大浪商 ( 2023年10月1日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 大阪桐蔭が大体大浪商を5―4で下し、4強入りした。
 初回2死一塁で「4番・一塁」で先発したラマル・ギービン・ラタナヤケ(2年)が高め直球を捉え、左翼ポール直撃の先制2ランを放った。

 「後手に回ると良い結果は出ないので、積極的にいきました」
 今夏の大阪大会では下級生ながら4番で先発。「打たないと。と思い込みすぎてしまった」とプレッシャーを感じ状態は上がらず。0―3で敗れた履正社との決勝では2打席無安打で6回に代打を送られるなど、思うような成績は残せなかった。悔しさを胸に、この秋は打席での考え方を一新して臨む。

 「試合では練習のような気持ちで、楽に打席に入っています。逆に練習では試合を意識して、自分にプレッシャーをかけています」

 メンタル面を成長させ、この秋2本目のアーチを描いた主砲を、西谷浩一監督は「ナイスホームランでした。前半からチームに勢いをつけてくれた」とたたえた。

 3番を打つ徳丸快晴(2年)を「勝手に意識している」とライバル視。競いあいながらも「1個上の代から出ている自分たちが引っ張って。9回終わった時には桐蔭が勝っているというチームにしたい」。経験豊富な中軸が近畿大会へ、センバツへとチームを導く。  

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