大谷　北米4大プロスポーツ年俸で“初の5億ドルの男”NFLマホームズ一気に抜き“7億ドルの男”に

2023年12月11日 02:30

野球

大谷　北米4大プロスポーツ年俸で“初の5億ドルの男”NFLマホームズ一気に抜き“7億ドルの男”に — チーフスのQBマホームズ(AP) Photo By ＡＰ

　エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手（29）が9日（日本時間10日）、ドジャースと10年総額7億ドル（約1015億円）で契約合意した。

　初の「7億ドルの男」となった大谷。北米4大プロスポーツで、これまで頂点に君臨していたのは、NFLのスーパースター、パトリック・マホームズ（28）だった。父が元横浜の投手ということでも有名なQBは、スーパーボウルを2度制覇。20年7月にチーフスと31―32年シーズンまで総額5億300万ドルで10年契約を結び、エンゼルス・トラウトの12年総額4億2650万ドルを更新した。この時は「米国史上初の5億ドルアスリート」と騒がれたが、大谷は6億ドルを飛び越え、一気に7億ドルの大台に乗せた。

　平均年俸7000万ドルもNBAバックスのリラードの6090万ドルを抜いて1位に。4大プロスポーツで平均年俸5000万ドル超えは15人いるが、内訳は10人がNBAで4人がNFL。大谷は2大人気プロスポーツのスーパースターたちを抜いて頂点に立った。

　≪これまでのプロスポーツ界の最高契約はメッシ≫大リーグ公式サイトはこれまでのプロスポーツ界の最高契約とされたのはサッカー界のスター、メッシがバルセロナ（スペイン）時代の17～21年に結んだ6億7400万ドル（約977億3000万円）と説明。パリ・サンジェルマンのエムバペが昨年結んだ25年までの3年契約は6億7900万ドル（約984億5500万円）だが、こちらは2年契約と3年目のオプション、さらに出来高も含めた金額となっている。プロゴルフでは7日（日本時間8日）に中東のLIVゴルフ移籍が伝えられたジョン・ラーム（スペイン）が、3年以上の契約で総額3億ドル（約435億円）超と伝えられた。