ソフトバンク・牧原大 WBCの「盟友」大谷の大型契約に刺激受けた GG、規定打席、打率3割狙う

2023年12月11日 05:00

野球

ソフトバンク・牧原大 WBCの「盟友」大谷の大型契約に刺激受けた GG、規定打席、打率3割狙う
熱男ポーズでトークショーを締めるソフトバンク・牧原大(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 ソフトバンクの牧原大成内野手(31)が10日、福岡県小郡市で開催されたトークショーに出演し“大谷スピリット”で来季14年目のシーズンに挑むと語った。エンゼルスからFAになっていた大谷翔平(29)が10年総額7億ドル(約1015億円)でドジャースと契約。今春WBCでともに戦い、世界一に輝いた仲間の大型契約に刺激を受け、二塁のレギュラーを獲ると意気込んだ。
 牧原大はサッカー界のスーパースター・メッシを超える超大型契約を結んだ大谷に刺激を受けていた。「彼はどこにいってもスーパースター」と称賛。世界一に輝いたWBCを思い返しながら「野球に対する姿勢とか誰にとっても凄い手本になる選手」と話した。

 牧原大は日本代表に追加招集され、米国との決勝戦では途中出場で中堅を守った。大谷がトラウトを空振り三振に斬った試合終了の瞬間を“特等席”で目に焼きつけた。思い出はまだある。その米国戦前、大谷の舞台裏スピーチ。「先輩、後輩いろんな選手がいる中で“憧れるのはやめましょう”と発言できるのは彼しかいない。チーム全体で勝ちに行くという気持ちが凄く伝わってきた」と振り返った。

 大谷から吸収したスピリットを来季のプレーに生かす。最大の目標は二塁のレギュラー獲りだ。オフに小久保監督と面談し、二塁専念の起用方針を伝えられた。今季は開幕セカンドの座を勝ち取ったが、チーム事情によりシーズン途中から中堅を守った。「セカンド一本で勝負させてもらえて腹をくくれる。ダメだったら終わり」と覚悟を固めた。今季最多74試合に先発出場した三森らライバルは多いが、譲る気はさらさらない。

 その先に見据えているのは、手にしたことのないゴールデングラブ賞。「セカンドでやっている時はゴールデングラブを獲ってやろうという気持ちだった。監督がセカンド一本でと言ってくれたので思い切ってやりたい」と話した。打撃の目標は自身初の規定打席到達と打率3割。昨季120試合出場で打率・301をマークするも、規定打席に2打席だけ届かなかった。「(過去に)規定での数字がないので。3割は絶対に目指してやりたい」と意気込んだ。

 夏場に骨折した右手首は完治し、2月1日のキャンプインに照準を合わせている。「勝負事は本当にやるかやられるか」と言葉に闘志があふれた。

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