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阪神の球団社長に粟井一夫氏が就任へ 副社長から昇格、「甲子園100周年」「ファーム移転」かじ取り役に

2023年12月20日 05:15

野球

阪神の球団社長に粟井一夫氏が就任へ 副社長から昇格、「甲子園100周年」「ファーム移転」かじ取り役に
阪神・粟井一夫氏 Photo By スポニチ
 阪神の粟井一夫球団副社長(59)が来年1月1日付で球団社長に就任することが19日、分かった。百北幸司球団社長(62)は退任する。近日中に正式発表される見込みだ。
 18年ぶりリーグ制覇と38年ぶり日本一の余韻が残る中、球団トップが交代する。粟井氏は、07年10月に着工した甲子園球場の大規模改修に関わり、その後は第26代球場長も務めた。今夏には大リーグの球団運営を現地視察するなど、あらゆる業務に精通。25年2月に開場予定のファーム施設の尼崎市移転でも中心的な役割を果たす。

 来年8月1日には甲子園球場が開場100周年を迎える。記念すべき日に巨人との伝統の一戦を組んだほど、球団が力を入れるビッグイベントも控える。「甲子園100周年」と「ファーム移転」という2大行事のかじ取り役を担いながら、チーム強化だけでなく、集客、ファンサービスなど多岐にわたる分野で最終決定を下す役割を担う。物心両面で球団初の連覇を目指す岡田監督を支えていく。

 百北氏は22年1月1日に球団社長に就任し、コロナ禍からの回復時期を支えた。日本一になった際には「38年ぶり日本一という最高の結果を、長く待ち望んでいた全国のファンの皆さまにお届けすることができ、万感の思いです」とコメントをしていた。今後も何かのポストで球団に残るとみられる。

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