ドジャース・由伸 衝撃のブルペン投球に指揮官が投手史上最高額契約に至った理由語る「自信を持っている」

2024年02月11日 16:13

野球

ドジャース・由伸 衝撃のブルペン投球に指揮官が投手史上最高額契約に至った理由語る「自信を持っている」
フリードマン編成部長(左)に見守られながら投球練習する山本(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 ドジャースの山本由伸投手(25)が10日、背番号18のユニホーム姿でキャンプ初日にブルペン入り。カーブ、スプリットなどを交えてテンポ良く21球を投げ込んだ。噂にたがわぬ投球に驚きの声が多数上がった。
 投手史上最高額の12年総額3億2500万ドル(決定時約462億円)で契約。鳴り物入りで入団した25歳を見ようと、ブルペンにはデーブ・ロバーツ監督、ブランドン・ゴームズGM、アンドルー・フリードマン編成本部長ら球団首脳、そして選手らが大集合した。

 投球を見守ったロバーツ監督は「(山本の投球を)直に観たのは初めてだった。驚きはなかった。全ての球に意図があった。だから制球がいいのだろう。終了後に言葉を交わしたが、ブルペンでの投球を本人も気に入ったようだった」と絶賛。

 「同じ体型というわけではないが、背丈は私が一緒にプレーしたティム・リンスカムに似ている。投げ方は違うが、ティミーは素晴らしいキャリアを過ごした。彼の身体の使い方は調和しており、制球の良さが印象的だった」と、ジャイアンツ時代に2008年から7年連続2ケタ勝利を挙げ、サイ・ヤング賞を2度受賞した大投手の名前を引き合いに出した。

 ロバーツ監督は続けて「彼がこのリーグを学び、リーグも彼を学んでいく。彼はハードワーカーで、打者を討ち取るための複数の武器を持っている。登板のたびに勝利のチャンスを与えてくれる、というのが期待度になる」と活躍を期待。

 そして「(メジャー実績のない投手が最高給投手になったことは)オフ開始前には誰も想定できなかっただろう。タイミングと需要が合わさったことが大きかった。ただ、私たちは2年間、彼を追いかけてきた。統計や身体の動き、4つの球種の動き、制球などを知ったおかげで、(その投資に)自信を持っている。(大型契約は)サプライズなのだろうが、最近は何事にも驚かされすぎることはない。熱望していた選手だった」と大きな信頼を口にした。

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