広島・久保が走攻守にアピール ポスト龍馬の争いに「食らいつきたい」

2024年02月11日 05:50

野球

広島・久保が走攻守にアピール ポスト龍馬の争いに「食らいつきたい」
広島・久保 Photo By スポニチ
 広島の久保が今春初の紅白戦で走攻守に躍動し、外野の定位置争いに名乗りを上げた。紅組の「1番・左翼」で先発。初回先頭で森から右前打を放ち、5回2死二塁ではアドゥワから中前適時打を決めた。直後に二盗、中堅守備ではスライディング捕球と持ち味を発揮し、「レギュラーに一歩でも近づきたい」と決意を新たにした。
 22年ドラフト7位で、1年目の昨季は1軍出場なし。1月にヤクルト・山田と合同自主トレし、打撃フォームを師匠そっくりにまねた。しかし、結果を残せず、休日の9日に同学年の小園から授かった助言を基に打撃改造して臨んだ一戦だった。

 「(西川)龍馬さんが抜けて外野が1枠空く。何とか食らいつきたい」

 中村貴が3安打、田村が適時打と外野陣のアピール合戦となった中、久保がひときわ大きな存在感を放った。

 《内野で争う林は強烈マルチ》紅組の「5番・三塁」で先発した林が持ち前の打力をアピールした。6回先頭にアドゥワから中越え二塁打を放つと、7回には強烈なライナー性で右前適時打を決めた。「まずは直球に負けずに、しっかりと打ち返そうと思いました」。高卒5年目の昨季は出場20試合のみ。主に三塁が主戦の新外国人・レイノルズらと定位置を争う中、「自分のできることをやるしかない」と気を引き締めた。

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