ヤクルトの育成右腕・沼田がライブBPで好投 高津監督も「球に力がある。結構、おもしろい」と高評価

2024年02月11日 18:55

野球

ヤクルトの育成右腕・沼田がライブBPで好投 高津監督も「球に力がある。結構、おもしろい」と高評価
<ヤクルト浦添キャンプ>ライブBPで力投する沼田(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 ヤクルトの沖縄・浦添キャンプで初の実戦形式の練習が実施された。第3クール2日目の11日。投手が打撃投手を務めるライブBPが行われ、吉村、宮川、山本、山野、沼田の5人が登板した。
 高津監督が高評価を与えたのが、投手陣では唯一の育成選手として1軍キャンプに抜擢された沼田だ。のべ8人の打者に計40球を投げ、安打性の当たりを2本に抑えた。「8割ぐらいの出力」で直球の最速は球場のスピードガン表示で144キロを計測。カーブ、スライダー、シュート、カットボール、落差の違う2種類のフォークと豊富な変化球も披露した。

 「どの球種も80点ぐらいを目指して投げていた。自分が思っているイメージ通りの(球の)動きだったことを確認できた」
 内角の直球に打者が差し込まれる場面もあり、首脳陣の評価も上々。高津監督は「思ったよりも球に力があった。打者がどういう反応をするか見たけど、結構おもしろいのかなと思った。向上心もあるし元気だし、そういったところの一本目はクリアできているのかな」とうなずいた。

 今後は練習試合やオープン戦といった対外試合でアピールしていくことになるが、目標に掲げる支配下登録に向けて着実に歩を進めている。

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