牛島和彦氏 ロッテ・朗希 シュート回転矯正へ今後の課題は“タメと体重移動”

2024年02月26日 05:30

野球

牛島和彦氏 ロッテ・朗希 シュート回転矯正へ今後の課題は“タメと体重移動”
ロッテ・佐々木朗希 Photo By スポニチ
 【練習試合   ロッテ8―1韓国ロッテ ( 2024年2月25日    糸満 )】 【CHECK!牛島和彦】ロッテ・佐々木はもともと直球がシュート回転する投手だが、この試合はそのシュート回転の幅が大きかった。左足を高く上げて、下ろしてくるときに右の股関節に体重をしっかり乗せて、その乗せた体重を捕手方向に移動させて左足を着地させる。
 少し表現は難しいがこの試合は右足に体重が乗った後にタメがほどけるのが早かった。もっともっとギリギリまで右の股関節に“タメて我慢して、タメて我慢して”もう一回“タメて我慢して”から左足を着地して、腕を振る。それぐらいの感覚でなければシュート回転を制御できない。

 近い将来、メジャーに挑戦しようというならシュート回転を矯正しなければ厳しいと思う。今後の課題として160キロは出なくてもいいので、もう少し下半身を使い、前でリリースできるように“タメと体重移動”を体に染み込ませてほしい。

おすすめテーマ

2024年02月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム