「始まる前から屈辱だ」MLBの開幕シリーズで韓国代表、本拠・キウムはロッカー使えず地下会議室を利用

2024年03月17日 08:40

野球

「始まる前から屈辱だ」MLBの開幕シリーズで韓国代表、本拠・キウムはロッカー使えず地下会議室を利用
高尺スカイドーム(AP) Photo By AP
 韓国で初めて行われるMLBの公式戦、ドジャース―パドレス戦の「ソウルシリーズ」(20、21日)開催を前に、韓国メディアが17日までに「屈辱のソウルシリーズ?」と題し、韓国代表やプロ野球チームの不遇を伝えた。
 韓国代表は17日にパドレスと、18日ドジャースとエキシビジョンゲームを、キウムは17日にドジャースとLGは18日にパドレスとそれぞれエキシビジョンゲームを行う。

 韓国メディア「スポーツ朝鮮」は「海外進出の考えがある選手なら、今回の対決は最高の『ショーケース』の舞台になる」とした上で「始まる前から屈辱だ」と伝えた。

 というのも大会期間中はホームのロッカーをドジャースが、ビジターのロッカーをパドレスが使用するため、韓国代表やキウム、LGは「ロッカーを使うことができない。シャワーもできない。地下会議室で服を着替えたり、食事をするかしなければならない」と屈辱と記した理由を報じた。

 同メディアは「メジャーリーグのイベントだから、メジャーリーグのチームが権限を持つのは当然だが、それでも母国の地下室のお世話になるとは思わなかっただろう」とし「代表チームは代表チームとしての名誉がある。キウムはもともと高尺ドームの所有者です」と皮肉を込めた。

 そして「他のイベントであれば、選手たちは『なぜ私たちがこんな扱いを受けなければならないのか』と不満を漏らしたでしょうが、今回の試合ではどのような反応を示すのか気になります」とし、「それでも試合をしたい気持ちの方が大きいのではないでしょうか」と不遇を受けても選手たちはMLBのスター選手と対戦できる喜びが上回るのではとした。

おすすめテーマ

2024年03月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム