落合博満氏 社会人とプロ時代の金銭感覚の違いは?「(社会人)5年目の給料が10万8000円」

2024年04月08日 17:05

野球

落合博満氏 社会人とプロ時代の金銭感覚の違いは?「(社会人)5年目の給料が10万8000円」
落合博満氏 Photo By スポニチ
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が8日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。
 今回の質問は「東芝府中に勤めていた社会人時代、プロ野球で超一流になって球界最高年俸を得た時代、やはり金銭感覚も変化しましたか?」だった。

 この質問に対し、落合氏は「東芝府中に勤めている時に5年目の給料が税込みで10万8000円。その頃の生活っていうと、給料の大半は月の半分で使い切ってしまってね。あとの半分っていうのはお店屋さんにご飯を食べに行っちゃあツケで、給料をもらったら払い込みに行くっていうような生活をしていました」と社会人時代の生活ぶりを振り返った。

 プロ時代については「プロ野球で最高年俸をもらったっていうけども、当時の税率っていうのは68%くらい。それと市民税・区民税を足すと85~86%くらいの税金を払っていた。東芝府中の時みたいにツケでご飯を食べるっていうようなことはなかったんだけども、年俸の大半は税金で消えていく。その中で、残ったお金で生活するっていうことで、そんな贅沢はしていませんでした」と説明した。

 金銭感覚の違いについては「いろんな物を買ったり、いろんな豪勢な物を食べるっていうような生活っていうのはほとんどなくてね。いかにして税金を払うかっていうことが第一で、その税金で残った分だけで生活していくっていうようなことだった。お金に対する感覚っていうのはそんなには変わってないと思います。だから金銭感覚的には一緒なんだろうと思います」とした。

 それでもプロ野球選手は体が資本なだけに食費にはお金をかけていたと説明。「使える金が多いか、少ないかっていうことだけのことであって、食生活に関して言うと数段お金を使うような生活はしていました」と話した。

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