大谷翔平 まさか…今季2度目1試合3三振 第3打席に三塁打もゆっくり走る姿に心配の声

2024年05月26日 10:27

野球

大谷翔平 まさか…今季2度目1試合3三振 第3打席に三塁打もゆっくり走る姿に心配の声
初回、見逃し三振に倒れたドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース―レッズ ( 2024年5月25日    シンシナティ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1、2打席に続いて第4打席も三振に打ち取られ、今季2度目の1試合3三振に倒れた。
 1―3の8回2死走者なしの第4打席は左腕モルとの対戦。この打席は4球連続スイーパーと徹底した攻めでカウント1―2から内角低めのスイーパーにバットが空を切った。

 初回の第1打席はベッツが中前打で出て、無死一塁で迎えた。大谷は100マイル前後の速球を武器とする右腕グリーンに対し、98マイル(約157.7キロ)速球に空振り、ファウルで追い込まれると、最後は低めに沈むスプリットに手が出ず見逃し三振に終わった。

 3回の第2打席も初球から積極的にスイングを仕掛けるも、相手バッテリーはうまく高低差を利用。高めに真っすぐ、低めにスプリット、スライダーを配し、最後はスプリットにバットが空を切った。

 第1、2打席は2打席連続三振に倒れ、5月22日のダイヤモンドバックス戦の第1打席で左前打を放って以降10打席無安打に倒れていた大谷。1―2の6回1死走者なしで第3打席が回るとカウント1―1から内角低めのスプリットを捉えると、打球は右翼線への今季2本目の三塁打となった。しかし、フリーマン、スミスが倒れ、同点とすることはできなかった。

 グレートアメリカン・ボールパークで初安打となった三塁打で大谷は打った直後からあまりスピードを上げずに終始同じペースで三塁に到達。セーフとはなったが、結果的に際どいタイミングとなった。この走塁にNHK―BSで解説していた元中日の今中慎二氏も「逆に心配になる」とコメントした。

 前日の試合は5打数無安打に倒れて連続試合安打も4でストップ。得点圏3度を含む4度走者を置いた場面で打席を迎えたが、2回に遊ゴロの間に挙げた1打点のみにとどまった。投手陣は計11四死球の乱調で試合が崩れ、チームは今季ワーストタイの3連敗を喫していた。

 本塁打王争いでもブレーブスのオズナが22日のカブス戦で今季15号を放ち、2位の大谷は2本差をつけられている。本塁打は17日のレッズ戦を最後に遠ざかっているだけに会心の一発が期待されている。レッズの本拠グレートアメリカン・ボールパークで本塁打を打てば自身初で26球場目での一発となる。

 21日のダイヤモンドバックス戦で今季3度目の1試合2盗塁を決めてメジャー通算99盗塁。イチロー(509盗塁)、松井稼頭央(102盗塁)に次いで日本選手歴代3位となり、通算100盗塁に王手をかけた。

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