ドジャース指揮官 大谷翔平は左ハムストリング打撲で全力疾走回避「少し痛めている。張りではなく打撲」

2024年05月26日 11:22

野球

ドジャース指揮官 大谷翔平は左ハムストリング打撲で全力疾走回避「少し痛めている。張りではなく打撲」
6回、右翼線三塁打を放ったドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース1―3レッズ ( 2024年5月25日    シンシナティ )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第3打席にレッズの本拠グレートアメリカン・ボールパーク初安打となる三塁打を放ったが、今季2度目の1試合3三振に倒れるなど4打数1安打。チームも1―3で敗れ、今季ワーストの4連敗を喫した。
 大谷は6回に11打席ぶりの安打となる右翼線への三塁打。これで安打を放った球場は33球場目となり、現在のMLB本拠30球場で安打を放っていないのはパイレーツのPNCパークだけとなった。しかし、この時打った直後から終始スピードを上げずに三塁へ到達した。走塁にも定評がある大谷だけに心配する声が上がった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷の体調について、ここ1週間左ハムストリングを負傷しており、全力疾走できなかったと説明した。「彼は少しハムストリングを痛めている。だから彼には賢くプレーすることを勧めている。彼は二塁打だったと思ったようだがボールが来なかったから彼は走り続けた。今はハムストリングを管理することが大事なんだ。だが、状態は昨日より良くなっている。無理はさせたくなかった。良かったのは張りではなく打撲のようなものだ。彼はなんとかしようとしている」。大谷のボブルヘッドデーとなった16日のレッズ戦の初回にけん制のボールが左ハムストリングに当たり痛めた模様だ。

 打撃内容も心配される。第1打席は100マイル前後の速球を武器とする右腕グリーンの低めのスプリットに手が出ずに見逃し三振。第2打席は高低差を利用されて低めのスプリットを空振り三振した。1―3の8回2死走者なしの第4打席は左腕モルとの対戦。この打席は4球連続スイーパーと徹底した攻めでカウント1―2から内角低めのスイーパーにバットが空を切った。

 チームは2回に無死満塁の好機で内野ゴロの1点にとどまった。大谷が三塁打で出塁した6回もフリーマン、スミスが打ち取られるなど、打線がつながらなかった。

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