【阪神・岡田監督語録】ゲラ&岩崎が打たれて逆転負けも…敗因は「打線よ、何にもせえへんのやもんなあ」

2024年05月26日 18:08

野球

【阪神・岡田監督語録】ゲラ&岩崎が打たれて逆転負けも…敗因は「打線よ、何にもせえへんのやもんなあ」
<神・巨> 肩を落とす岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神1ー2巨人 ( 2024年5月26日    甲子園 )】 阪神は1点リードの9回にゲラが巨人・岡本和に同点ソロを浴びると、1―1の同点で迎えた10回にも岩崎が決勝点を奪われ、敗れた。リーグ序盤戦48試合を25勝19敗4分け、勝率・568の首位で終え、28日からセパ交流戦に臨む。試合後の岡田監督の談話は以下の通り。
 ――後ろの投手より打線か。
 「打線よ、そんなもん。何にもせえへんのやもんなあ」

 ――各自が考えて。
 「まあなあ、初めてのピッチャーちゃうからなあ」

 ――3回で30球を投げさせて中盤からという感じに見えた。
 「いやあ、そうでもないわ」

 ――6回の攻撃の前に円陣を組んだ。
 「なんにもせえへんから、俺が言うたんやで。こんなんやってたら、またやられるでって」

 ――円陣は好きじゃない。
 「ああ。でも、おまえ、同じことばっかり繰り返しているわけやから」

 ――状態とかそういう問題ではない。
 「ないよ、そうじゃないよ。きれいなヒットなんか出えへんで」

 ――打席での考え方で思うところは。
 「そらあるよ、いっぱい」

 ――才木は粘った。
 「粘った、粘った。もう十分よ。1点じゃのお。1―0で勝とうと思う方が間違いよ。ピッチャーもたんよ。あんなんしとったら。それをバッターが分かるかどうかやろうな」

 ――4月は楽な展開で投げさせたいと言っていたが、点を取れないことがしわ寄せに。
 「まず点を取るよりヒットを打つことよ。そら、こんなんで勝ったらあかんということやろ。失礼やいうことよ」

 ――野球の神様が…。
 「野球の神様、そんなん知らんけど。そういうことやろ。勝っただけで終わってしまうからのお、野手の方は。毎日やから、ピッチャーは。中6とかで、なんとか0点に抑えようと思って投げとるわけやから。そらもう打つ方があまりにも、ひどすぎるよな。これから交流戦やから余計やで。真っすぐが打てんから。もうちょっと考えなあかんわな。だからパ・リーグのピッチャーなんか、これからな、強いストレートくるよ。もっと点入らんわ、交流戦なったらな、今の状態じゃな」

 ――頭が痛い。
 「頭痛いって、おまえ(笑い)。打席に行くのも選手やねんから、なんぼ言うても、しゃあないやん。真っすぐ遅れるんやから。そら水口もミーティングで前行って打てって言うてるけど、誰1人、前行って打ってないやろ」

 ――やろうと思ってもできない。
 「技術がないんやろな。まあ、差されるのはずーっとやんか。ずーっと速いボール打てんみたいやな」

 ――変化球を空振りするのが嫌なのか。
 「いや、知らん。それはおまえ、個々の選手の感覚やろ。およげ言うてんのにな」

 ――交流戦前できれいに勝っておきたかった。
 「きれいにって言うか、おまえ、今日の1―0で勝って、それがきれいかどうかわからんで。勝ち負けだけでやったら、そら勝っとくのに越したことはないけど、やっぱりこんな勝ちばっかりな。わからんかな、そらバッター陣はな。こんな点な、点言うかヒットが出ないっておまえ」

 ――ここまでの戦い。
 「まあ(貯金)6いうてもそんな…。そら不思議よ、はっきり言うて。そやろ?数字見たら不思議やんか」

 ――後ろもたまには打たれる。
 「いや、そら打たれるよ。そんな1年間打たれんことはないわけやからなあ。まあ岩崎はちょっとボールいってない、調子悪いなあ。こないだ広島ぐらいからな。だから今日は9回は最初からゲラのつもりやったけどな。不用意やったよなあ、初球がなあ。もっと丁寧に入っとけばっていうのがあるけど。でも、いつもいつも1点差で投げとってそれは、もう言うのが酷よ、はっきりいうて。そんなんもう、なぁ。昨日の3点ぐらいあればな、まだな、楽に投げれるけどおまえ、毎試合毎試合、こういう展開じゃおまえ、そら交流戦で点入らんぞ。ほんま入らんよ」

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