鈴木誠也 日本選手右打者最多メジャー通算49発 今永昇太は6回途中3失点も9勝目ならず

2024年07月28日 10:51

野球

鈴木誠也 日本選手右打者最多メジャー通算49発 今永昇太は6回途中3失点も9勝目ならず
先制2ランを放ち、ベンチで出迎えられるカブス・鈴木(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   カブス9―4ロイヤルズ ( 2024年7月27日    カンザスシティ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が27日(日本時間28日)、敵地でのロイヤルズ戦に「3番・右翼」で先発出場。初回に先制の15号2ランを放った。これでメジャー通算49本塁打とし、並んでいた城島健司を抜いて日本選手歴代4位に浮上した。鈴木は4打数2安打2打点で打率.271。今永昇太投手(30)は5回2/3を6安打3失点、3奪三振と好投したが、救援投手が崩れて今季9勝目はお預けとなった。
 鈴木は初回1死一塁の場面で、ア・リーグ最多タイ12勝を挙げる右腕ルーゴと対戦。カウント2―2と追い込まれたが、低めのスイーパーをすくい上げると中堅左へ飛び込む2戦ぶりの一発となった。

 日本選手の通算本塁打トップ3は大谷翔平(202本塁打)、松井秀喜(175本塁打)、イチロー(117本塁打)といずれも左打者で、右打者では最多となった。

 3回には三塁へのボテボテの当たりが内野安打。これで今季初の3試合連続マルチ安打とした。

 今永は2回にレンフローにソロを被弾。その後は1失点のみで5回まで粘りの投球を続けたが、3―1の6回に崩れた。先頭のガルシアに右前打を許すと、続くウィットに適時打を許し、1点差に迫られた。2死後にペレスに安打を許したところで降板。この時点で勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、2番手のメリーウェザーがフェルミンに二塁打を許して二、三塁とされると、続くレンフローに2点適時打を許して勝ち越された。

 しかし、カブスは3―4の7回にウィズダムの満塁本塁打が飛び出し、再び勝ち越しに成功。9回にも2点を加えて逃げ切った。

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