京都国際 春の近畿王者が決勝戦で見せた底力 14得点大勝劇に、藤本主将「自分が主軸で…」

2024年07月29日 06:30

野球

京都国際 春の近畿王者が決勝戦で見せた底力 14得点大勝劇に、藤本主将「自分が主軸で…」
<京都外大西・京都国際>優勝を決め喜ぶ京都国際ナイン(中央は中崎)(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権京都大会決勝   京都国際14ー3京都外大西 ( 2024年7月28日    わかさスタジアム京都 )】 春の近畿王者・京都国際が、公式戦13連勝の快進撃で2年ぶり3度目の夏切符を手にした。
 先発全員17安打と打線が爆発し、京都大会決勝では、1962年京滋大会京都予選決勝の平安以来62年ぶりとなる14得点で京都外大西に圧勝。4番で主将の藤本陽毅(はるき=3年)が3安打5打点と大暴れした。

 「1年の夏と3年の春も出たけど、出させてもらっただけ。自分が主軸で甲子園を決めるという気持ちで今大会臨んだ。それが達成できて良かった」

 今春選抜は、初戦で青森山田(青森)に敗退。試合後の宿舎で小牧憲継監督から「おまえがやらないとチームは変わらない」と主将に指名された。それまではエースの中崎琉生(るい=3年)が務めていたが、「投手なんで対打者中心になる。僕がしないといけない思いがあったけど、自分から言い出す勇気がなかった」と振り返る。背中を押されて就任後、チームは公式戦いまだ負け知らずだ。

 森下(DeNA)―中川(阪神)バッテリーを擁した21年夏は初出場で4強入り。藤本は「3年前のベスト4を超えることが目標です」と力強く宣言した。 (山添 晴治)

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