掛川西・大石卓哉監督が60年ぶり甲子園勝利に号泣「選手たちはたくましくなった。幸せです」

2024年08月10日 19:50

野球

掛川西・大石卓哉監督が60年ぶり甲子園勝利に号泣「選手たちはたくましくなった。幸せです」
<日本航空・掛川西> 3回、ベンチから指示を出す掛川西・大石監督 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 第4日   掛川西8―4日本航空 ( 2024年8月10日    甲子園 )】 勝った掛川西の大石卓哉監督が試合後に号泣した。
 1998年の夏以来26年ぶりの夏の甲子園。横浜・松坂大輔が席巻した舞台に大石監督は掛川西のユニホーム姿でグラウンドに立っていた。

 選手としてはかなわなかった1964年夏以来の1勝を頼もしい教え子たちが目の前で達成してくれた。感極まって当然だろう。

 大石監督は「選手たちは初めての甲子園。その舞台でこういう試合ができる。たくましくなった」と声を詰まらせた。

 試合前、山下陸人主将が「楽しんで自分たちのできることをやるだけ」とチームをまとめた。

 大石監督が甲子園に出場したのも8月10日。今でも当時のチームメートと記念日として集まってきた。この日からは違った意味ができた。大石監督は「山下キャプテンのチームが勝利してくれた。いい日になった。本当に幸せ」と笑顔を浮かべた。

 そんな指揮官の姿に山下主将は「大石先生の下で久々の(甲子園)勝利を挙げられたのがうれしい。また大石先生と試合ができる」と目を輝かせた。

おすすめテーマ

2024年08月10日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム