【甲子園】西日本短大付 新庄監督の応援も実らず敗退 偉大なOBがバッグに忍ばせていた「アレ」は封印

2024年08月18日 05:00

野球

【甲子園】西日本短大付 新庄監督の応援も実らず敗退 偉大なOBがバッグに忍ばせていた「アレ」は封印
<西日本短大付・京都国際>観覧席から西日本短大付の三塁側に笑顔でポーズする日本ハム・新庄監督(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権第11日 3回戦   西日本短大付0ー4京都国際 ( 2024年8月17日    甲子園 )】 西日本短大付OBの日本ハム・新庄監督は自身のデーゲーム開始の1時間35分前まで観戦。後輩は敗れ92年夏以来の8強進出はならなかったが、懸命なプレーに心を打たれた。
 「感動した。みんなが声を掛けて、ヘッドスライディングして帰ってくると拍手を送って。学べる部分があった」。バックネット裏の観覧席に到着すると、大勢のファンが殺到するパニックが発生。観戦場所を最上階の貴賓席に移動し「24メートルぐらいのオーラが甲子園中に光ってたからすぐバレた」と笑った。

 現役の阪神時代の庭だった甲子園のスタンド観戦は初めて。5月29日の同じ甲子園での阪神戦で古巣のユニホームを着ており、高校時代に同期だった西村慎太郎監督から借りたユニホームをバッグに忍ばせていたが「着ちゃダメって言われて」と実現はしなかった。

 2回に補殺を決め、新庄監督から拍手を送られた右翼手・斉藤大将は「(新庄監督に)絶対いいところを見せて勝つ気持ちだった。この借りは来年返したい」と悔しさを糧にする。西村監督=写真=は「50歳を過ぎてこんな最高の時間はない。新庄みたいなOBがいるのは財産。感謝したい」と胸を熱くしていた。 (田中 健人)

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