【大谷翔平と一問一答】6本塁打も悩める8月の不振理由分析「いい打球を打っても結果的にアウトに…」

2024年08月18日 11:50

野球

【大谷翔平と一問一答】6本塁打も悩める8月の不振理由分析「いい打球を打っても結果的にアウトに…」
試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・笹田 幸嗣通信員) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース2-5カージナルス ( 2024年8月17日    セントルイス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場した。第3打席でカージナルス戦初本塁打、4試合ぶりの一発となる38号を放ち、日本選手初のメジャー全30球団制覇を達成した。大谷は今季7度目の1試合2盗塁を決めるなど奮闘したが、チームは3ゲーム差の2位ダイヤモンドバックスが敗れている中で5連敗中だったカージナルス相手に手痛い敗戦となった。
 試合後の大谷との一問一答は以下の通り。

 ――最近調子が上がっていないが、本塁打の感触は?
 「甘い変化球でしたけど、結果的にホームランになってくれてよかった。反面、他の打席もいいクオリティーにしたいと思っています」

 ――8月に精彩を欠いている要因は?
 「100%自分の動き、技術的な部分かなとは思います」

 ――アプローチよりもスイング?
 「動き方じゃないかと思っています。構えている段階でいい未来があまり見えていない感じではある。それをアプローチやいろんなところで補うのもまた技術ですし、自分の状態をしっかり上げていくのも技術だと思います」

 ――バランスが崩れているのは相手の戦略なのか、スイングのことか?
 「スイングというか、構えだと思っている。攻め方自体が大きく変わっているわけではない。どんな球種でもストライクにきたボールは打てるボールだと思っている。打ったと思ったボールが空振りしたり、ファウルになっている状態があまり良くないと思います」

 ――改善方法は練習の中で特別なことをしている?
 「調子が悪いときは戻すためにいろいろやったりする。そういう意味ではもちろん違うことはする。試合前の準備は変えないようにしていますけど、状態を戻す作業はいい時よりも違うことをやっていると思います」

 ――チームはシーズン通してケガが多いが、チームの成績に影響している?
 「事故的なケガは今日もそうですけど、どうすることもできない。慢性的なケアの部分でミスをしてということではないと思う。フレディ(フリーマン)がいた方が強いし、ムーキー(ベッツ)がいた方が強いし、そこは間違いないかなと思います」

 ――いいイメージを持てないのは打席でどういう感覚なのか?
 「よくないときはだいたいそういう感じだと思います。動きにラグが多い。打ったと思った打球がちょっとのズレでコンタクトできていない、いい打球になっていないのは悪い時は多少、多いと思います」

 ――元に戻すことも技術と言っていたが、それが思ったよりうまくいかない?
 「いいときもありますし、それが継続的に続いていかない部分がある。いい打球を打っても結果的にアウトになる打席が今月は多いと思う。いい打席がいい結果になるか、ならないかで自分の中でそれが正しい技術なのかどうなのかというのが確認しづらい。それが多少戻しづらくなっている要因なのかなと思います」

 ――今日で30球団からホームラン。
 「リーグが変わっているので、やるチームの均一が取れてきている。どういうチームから打てるのはもちろんいいことですし、どういうピッチャーがきてもいいクオリティーの打席を送れればいいと思います」

 ――盗塁は仕掛けるうちに自信がついてきている?
 「自信のある時しかいっていない。高い確率でセーフになる時にはもちろんいっている。後ろにいいバッターが多いですし、そこまで無理する必要は逆にない。早いカウント、早い段階で二塁にいればそれはそれでいいんじゃないかと思います」

 ――40本塁打&40盗塁が迫っているが、モチベーションになっている?
 「もちろん増えていけばいいなと思いますけど、今は首位にいますけど僅差ではあるので。いい段階で勝ちを積み上げていって、なるべく余裕のある状態で9月に入るのがベスト。今はそれの方が大事かなと思います」

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