【甲子園】大社・石飛監督の「バント決める自信のある者手を挙げろ!」に応じた初出場2年生の度胸

2024年08月17日 20:53

野球

【甲子園】大社・石飛監督の「バント決める自信のある者手を挙げろ!」に応じた初出場2年生の度胸
<大社・早実> 延長タイブレーク11回、サヨナラ勝ちに喜ぶ大社ナイン (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 第11日   大社3―2早稲田実 ( 2024年8月17日    甲子園 )】 奇跡をお膳立てしたのは志願した2年生の送りバント成功だった。
 延長11回タイブレークの無死一、二塁。大社の石飛文太監督はベンチで「ここでバント決める自信のある者、手を挙げろ!」と叫んだ。

 真っ先に手を挙げたのが大会でまだ打席のない2年生・安松大希だった。

 しかも「サード側に決めてきます」とはっきり言ってきたという。

 タイブレークに入って3イニング連続無得点の流れ。大声援の中、初打席でバントを決められるのか?

 石飛監督は「私は信じるだけでした」と振り返った。

 安松は1ボールからの2球目を犠打で本当に三塁前に転がしてみせた。

 無死満塁で、馬庭のサヨナラ中前打が飛び出した。

 奇跡の1ページ前。ドラマの結末はここから始まっていた。

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