【甲子園】昨夏4強の神村学園・小田監督 勝って当然の重圧「めちゃくちゃありました」2大会連続8強進出

2024年08月17日 16:08

野球

【甲子園】昨夏4強の神村学園・小田監督 勝って当然の重圧「めちゃくちゃありました」2大会連続8強進出
<岡山学芸館・神村学園>試合を制した神村学園ナイン(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第11日3回戦   神村学園7―1岡山学芸館 ( 2024年8月17日    甲子園 )】 4強入りした昨夏に続く8強入りを目指す神村学園が、先発全員の12安打で7得点を奪って快勝した。投げては今大会初登板の2年生右腕・早瀬が130球を投げ、1失点完投と好投してチームの勝利に貢献した。
 試合後、小田大介監督は「昨年ベスト4に残った選手が今年10人残って、周りから勝って当たり前と見られる中でここまで勝ち残っている選手が頼もしい。本当によく頑張ってくれていると思います。(勝って当たり前のプレッシャーは)めちゃくちゃありました」と心境を吐露。全員が単打だったことには「今日は低い、強い打球を打たせた結果がああいう結果になった」と振り返った。

 1失点完投した早瀬については「意外に相手打線に全然タイミングが合っていないし、要所でいいところに投げられた。代えるところがなかったので、最後にいかせました。(完投は)もちろんこの大会もですけど、早瀬には来年エースナンバーを背負って頑張ってもらいたいので、この大会も含め次につながるピッチングだったと思います」と称えた。

 早瀬は「気持ちで投げられればいいボールが投げられる。日本一になるんだという気持ちで投げました。監督からは2桁の背番号の選手が活躍しないとこの先はないと言われてマウンドに上がった。今日は自分の活躍ではなく、打ち取った打球をしっかり取ってくれたおかげです。この先は先を見ずにいきたい」と話した。

 初回は1死二塁から3番・今岡が右前へ先制適時打。2回1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を失って同点とされたが、中盤に相手を突き放した。

 4回に1死満塁から8番・藤田が押し出し死球、9番・早瀬は遊撃へ適時内野安打を放って2点を勝ち越した。5回は無死満塁の好機を演出すると、6番・上川床が中前へ2点適時打、1死二、三塁から中前へ2点適時打を放って7点目を挙げた。

 6回には2番・入耒田(いりきだ)がチーム12本目の安打とする右前打を放ち、早くも先発全員安打をマークした。6回以降は得点こそ奪えなかったが、早瀬が1失点完投。1、2回戦で連続完投していたエース左腕・今村を温存して次戦に駒を進めた。

 準々決勝は早実と大社の勝者と対戦する。

おすすめテーマ

2024年08月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム