【甲子園】東海大相模ナインを支える“相模原の父” 67年開業の寿司店、特別料金「おまかせ丼」で応援

2024年08月17日 05:00

野球

【甲子園】東海大相模ナインを支える“相模原の父” 67年開業の寿司店、特別料金「おまかせ丼」で応援
選手たちにおまかせ丼を特別料金で提供する紅林さん。手前の「タテジマ」に時計など店内には東海大相模のグッズも並ぶ(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦   東海大相模8-1広陵 ( 2024年8月16日    甲子園 )】 相模原市内の東海大相模から徒歩5分、1967年10月開業の寿司店「六ちゃん」がある。野球部員が訪れる店内にはOBの小笠原慎之助(現中日)の写真などが並ぶ。大将の紅林秋男さん(80)は「選手は孫みたいなもん」と笑った。
 修業時代、六男だから「六ちゃん」と呼ばれ店名に。原辰徳が入学する3年前の71年ごろから野球部関係者が通い始め、今夏も甲子園直前まで部員が来店。お目当ては特別料金で提供される「おまかせ丼」だ。マグロ、タコなど10種類以上の魚介が盛られ、三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物を摂取できる体づくりの強い味方。公式戦で活躍した選手には「寿司食いねぇ」と鉄火巻きなどがサービスされることもある。

 高校時代から通う原監督は「相模原のお父さん。いつもおなかいっぱい」と感謝し、長谷川将也コーチも「祖父から4代で通っています」。4番の金本貫汰(2年)は「衝撃の味。甲子園につくりに来て」と熱望。大将は「器がピカピカになるほど奇麗に食べてくれる。甲子園ではとにかく勝ってほしいね」と願った。(アマチュア野球担当・柳内 遼平)

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