中日・川越「ようやくチームに貢献できた」昨年7月西武から移籍後1号が決勝弾 

2024年08月17日 05:45

野球

中日・川越「ようやくチームに貢献できた」昨年7月西武から移籍後1号が決勝弾 
<中・神>6回、川越は勝ち越しソロを放つ(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日2―1阪神 ( 2024年8月16日    バンテリンD )】 パンチパーマに口ヒゲという、令和の野球選手らしからぬ風ぼうの中日・川越が、初の本拠地のお立ち台で謙虚に喜んだ。
 「ようやくチームに貢献できたという気持ちです。結果が出なくてくすぶっていたんですけど、今日を迎えられて良かった」

 1―1の6回1死の第3打席。今季の2軍戦では5打数無安打に抑えられていたビーズリーの初球直球を振り抜いた。広いバンテリンドームの右翼席まで届いた1号ソロは、昨年7月に西武から移籍後の初アーチ。記念の一発が、小笠原の緊急降板で厳しい展開を強いられたチームを救う決勝弾となった。

 13日に今季初昇格したばかり。翌14日のヤクルト戦で代打で右前適時打し、この試合ではスタメン3番に抜てきされた。7月まではバットのグリップエンドに小指をかけて握っていたが、8月に入ってから指をかけない握りに修正したのがはまった。

 「長打が打ちたくて長く持っていたんですけど、普通に戻しても長打が出たので。そこから良くなった」

 15年ドラフト2位で西武に入団時は投手。見事なリレーを見せた中継ぎ陣には「自分は投手をクビになったので。凄いなと思います」と、はにかんだ。(山添 晴治)

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