巨人・井上温大「打球を飛ばせばアウトになってくれる」と堅守に感謝 「優勝できるように…」

2024年08月17日 22:22

野球

巨人・井上温大「打球を飛ばせばアウトになってくれる」と堅守に感謝 「優勝できるように…」
<D・巨>6勝目の井上 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人11―1DeNA ( 2024年8月17日    横浜 )】 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が17日のDeNA戦(横浜)で今季10度目の先発登板。6回4安打1失点と好投して自身初の4連勝となる今季6勝目(4敗)をマークした。
 打っても先制&決勝の適時打を含む2安打2打点と投打に大活躍だった。

 試合後、敵地でヒーローインタビューに臨んだ井上は終始笑顔。まずは「序盤から真っすぐを多く使って、どんどんファウルも取れていたんで、自分のピッチングが出来たかなと思います」と振り返った。

 4連勝については「バッターの皆さんが先に点を取ってくれて、凄い楽に投げることもできてますし、内野も凄い堅いので。打球を飛ばせばアウトになってくれるんで自信持って投げれてます」と打線とバックの堅守に感謝。笑顔が止まらなくなった。

 ただ、この日の先制点と4点目は自らのバットで叩き出した。

 まずは2回、1死二、三塁で第1打席に入り、相手先発右腕・石田裕が投じた真ん中やや内寄りの直球を叩くと打球は痛烈なピッチャー返しとなり、適時内野安打に。プロ5年目での初打点が自らを援護する先制打となった。

 「なんとか食いついてやろうと思って。(バットを)短く持って前に飛ばそうと思って打ちました」。

 そして3回にも2死満塁で石田の直球を今度は遊撃への内野安打とし、2打席連続適時打。結局、3回は一挙5得点のビッグイニングとなった。

 三遊間の深いところへのゴロに一塁まで全力疾走。「どうにかしてでも1点ほしいと思っているので。自分の足で稼いだのは凄い良かったなと思います」とはにかんだ23歳。

 ファンへのメッセージを求められると「毎日毎日暑いなか、温かいご声援ありがとうございます。後半戦もあと少しなので、チーム一丸となって優勝できるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします」と最後まで笑顔で呼びかけていた。

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