【甲子園】神村学園 大谷翔平提供マットレス効果で8強 上川床「もらえて夢のよう。日本一の夢も見た」

2024年08月17日 16:52

野球

【甲子園】神村学園 大谷翔平提供マットレス効果で8強 上川床「もらえて夢のよう。日本一の夢も見た」
<岡山学芸館・神村学園>笑顔で引き揚げる神村学園ナイン (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第11日3回戦   神村学園7―1岡山学芸館 ( 2024年8月17日    甲子園 )】 4強入りした昨夏に続く8強入りを目指す神村学園が、先発全員の12安打で7得点を奪って快勝した。投げては今大会初登板の2年生右腕・早瀬が130球を投げ、1失点完投と好投してチームの勝利に貢献した。
 初回は1死二塁から3番・今岡が右前へ先制適時打。2回1死二、三塁から内野ゴロの間に1点を失って同点とされたが、中盤に相手を突き放した。

 4回に1死満塁から8番・藤田が押し出し死球、9番・早瀬は遊撃へ適時内野安打を放って2点を勝ち越した。5回は無死満塁の好機を演出すると、6番・上川床が中前へ2点適時打、1死二、三塁から中前へ2点適時打を放って7点目を挙げた。

 6回には2番・入耒田(いりきだ)がチーム12本目の安打とする右前打を放ち、早くも先発全員安打をマークした。6回以降は得点こそ奪えなかったが、早瀬が1失点完投。1、2回戦で連続完投していたエース左腕・今村を温存して次戦に駒を進めた。準々決勝は早実と大社の勝者と対戦する。

 ナインの快進撃を支えているのがドジャース・大谷翔平が愛唱している寝具メーカーの「西川」のマットレスだ。大谷と「西川」が共同で募集した「大きな夢を見よう! プロジェクト」で当選。甲子園の宿舎に持ち込み、ナインの快眠をサポートしている。

 2安打2打点の活躍を見せた上川床は「大谷翔平さんからもらえて夢のよう。日本一の夢も見ました。1回だけ、決勝の夢を。(夢を見たのは)こっちに来てすぐぐらいです。最初に使った日ぐらいで寝たら日本一になる夢を見ました。途中の決勝の舞台で戦っているところなんですけど、自分はしっかり活躍していました」と笑顔で説明。寝心地については「日程も詰まってきている中で、いつもなら疲れがたまってくるんですけど、それが少ないというか、マットレスのおかげが大きいです。寮では二段ベットで狭いんですけど、今の旅館ではみんなで雑魚寝で広く使えるのでいい感じです」と感謝した。

 先制打を放った今岡も「しっかりいい睡眠を摂れています。(睡眠時間は)日によりますけど、本当に寝心地いいです」とコメント。今大会3試合目でようやく初安打が生まれた4番・正林も「夜に起きることなく、しっかり朝まで寝られています。体は結構、楽になりました」とし、初安打については「ヒットを打つ前のファウル(左翼方向へライナー性の打球)を打ったときに、調子がいい時の感覚っぽい感じがした。そこで何か、映像を見返したりして、何かつかめたらなと思います」と話した。

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