【甲子園】小松大谷は8強ならず 左腕・中田凛を先発抜てき、大阪桐蔭完封の西川大智が4番手登板も

2024年08月17日 10:13

野球

【甲子園】小松大谷は8強ならず 左腕・中田凛を先発抜てき、大阪桐蔭完封の西川大智が4番手登板も
<智弁学園・小松大谷>小松大谷先発の中田(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 第11日 3回戦   小松大谷 3―6 智弁学園 ( 2024年8月17日    甲子園 )】 2回戦で大阪桐蔭を破った小松大谷(石川)は智弁学園(奈良)に敗れ、初の8強入りはならなかった。
 2回戦で大阪桐蔭相手に92球完封の”マダックス”を達成した西川大智(3年)ではなく、1メートル65の左腕・中田凛(2年)が今夏初先発。石川大会でも中継ぎで1イニング投げただけで、もちろん甲子園も初登板だったが、西野貴裕監督は「今日は左でいきます。調子が良かったので。それと、相手が左がちょっとやりにくそうに見えたので」と理由を説明していた。

 中田は制球を乱した初回に先制を許したが、打線は2回1死一、二塁から9番・山本晴輝(3年)が右前へしぶとく落とす適時打で同点。さらに1番・山崎悠太(3年)の左前打で2―1と勝ち越した。だが、中田は3回に2本の長打を浴びて追いつかれ、この回途中で降板。2番手の竹本陽(3年)がマウンドへ上がったが、4回無死二、三塁で相手のセーフティースクイズを捕手がベースカバーのいない一塁へ送球して勝ち越しを許すなど2失点。5回にも内野失策を機に適時三塁打とスクイズで2点を失った。

 6回からは3番手・橋昌希(3年)、7回途中からはエース西川が無失点に抑えたが、打線は相手の先発左腕・田近楓雅(3年)に7回まで12三振。智弁学園が継投に入った8回、1死満塁の絶好機をつくりながらも代打のショックリー海アロン(2年)が空振り三振、ここまで2安打の山崎が捕邪飛に打ち取られた。

 9回には1死二塁から4番・東野達(3年)の左前適時打で1点を返す意地を見せたものの、反撃もここまでだった。

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